学校の歯科検診について

 

みなさん、こんにちは(^^)

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です!

4月になりました。新年度ですね!新しい学校に入学した人、社会人になった人、環境が変わる方が多い時期ですね!

当院では、4月1日より新しくスタッフが加わりました(^∇^)至らない点があると思いますが、温かく見守っていただけると嬉しいです!私も大郷町歯科医院に勤めて3年目になりました。今年度も変わらず、丁寧な施術を心掛けていきます。よろしくお願いします。

さて今回は、学校の歯科検診についてお話ししていきます。

歯科医院へあまり来院されない方でも、学校の歯科検診は必ず経験していると思います。

実は、学校歯科検診は、文部科学省の「学校保健安全法」に基づき、毎年4月〜6月に実施することが決まっているのです。その目的は、

  • 虫歯や歯肉の状態、口の中の汚れの付着具合、噛み合わせ、顎関節などの問題点を指摘する
  • 歯と口の健康づくりの正しい知識や生活習慣を身につけるよう指導する
  • 疾病などの早期発見・早期治療に役立てる

などです。大人になると会社で健康診断を受けるのと同じで、小さい頃から学校でさまざまな検診を受けることができます。歯科検診もそのうちの1つです。

学校の歯科検診では、大人数の児童を、歯科医師1〜3人ほどで検診を行います。また、お分かりではあると思いますが、学校の検診では児童は座った状態でお口を開け、歯科医師はほとんどの場合ミラーのみで健診を行います。歯科医院で診察するように、動くイスに座り、横になった状態で診察しているわけではありません。

少しでも怪しい部分があれば、歯科医院への受診を勧めます。

そして保護者の方は、歯科医院へ来院され、再度しっかり検診を行うと、「治療するほどではない」「経過観察」「小さいむし歯」と言われて安心する方がほとんどなのが現状です。

 

ここが1番大切なポイントです!

経過観察ということは、今はまだ治療は必要ではないが、症状の経過を定期的に診ていく必要があるという意味です。積極的な治療は行いませんが、ベストな治療時期を見極めています。

定期的に検診を受けず、むし歯が進行し、治療が必要になった場合は本末転倒です。大きなむし歯の治療をしたことがある方は知っていると思いますが、大きなむし歯は1本で、10回ほど回数がかかることがあります。(歯の神経を取り根っこの治療が必要な場合)

ですから、定期的に検診を受け、観察していくことが重要です。定期検診で1年に3〜5回通院するのと、大きなむし歯1本で10回通院するのでは、前者のほうがいいと思います。おまけに、むし歯の治療は痛みが伴うこともあります。定期検診で痛みを伴うことはほとんどありません。

胃に穴が空いたら大変なことだと思う方は多いと思いますが、歯に穴があいても(むし歯)放置する方が多いのは、歯科医院側としては悲しいことです。

歯は、命に関わるようなことはイメージしにくいと思いますが、実は全身的な病気に関わることが多く、お口の中の状態を良くすれば(むし歯をしっかり治療する、歯周病ケアを受ける)、全身的な病気の状態が良くなることもあります。

ですから、小さい頃からお口の中の管理はとても重要なのです。

学校の歯科検診をきっかけに、お子さんの歯に関心を持っていただき、定期検診の重要性を理解していただけると嬉しいです(^^)