黒川郡大郷町の歯科

舌のヒリヒリとした痛みやしびれ感は・・・

こんにちは。大郷町歯科医院、歯科衛生士の高橋です。年が明けたと思ったら、あっという間に1月が過ぎ去ってしまいました。最近では中国からの新型コロナウイルスによる肺炎「COVID-19」がアジア各地に広まっていて、日本も例外ではありませんね。ニュースで耳にしない日がないくらい、日に日に日本での感染者が増加しています。なかには重篤な状態の感染者もいるそうで、他人ごとではないと恐怖を感じています。どこもかしこもマスクが売り切れていて焦る気持ちはありますが、手洗いうがい、アルコール消毒、換気などの最低限の対策を講じていきましょう。夏には東京でオリンピックも開催され、数多の人の行き来が見込まれるので、いち早い終息を願うばかりです。

 

さて、今回のブログですが、「口腔熱感症候群(バーニングマウス症候群)」について書かせていただきたいと思います。

 

口腔熱感症候群というワードをあまり聞いたことが無いという人もいらっしゃると思いますが、これはその名の通り、口腔内に焼けるような痛みが出る状態のことを指し、多くの患者は閉経前後の女性であると言われています。一見すると口腔内に問題は見受けられないにもかかわらず痛みが続くのが特徴で、痛みが一日に2時間、それが3ヶ月以上続いている場合はこの口腔熱感症候群を疑った方が良いかもしれません。

 

【主な原因】

この症状は日本では歯科医師の間でもあまり知られておらず、特定の原因は未だに解明されていません。

鉄やビタミンの不足、痛みや味覚の制御を担う神経の損傷、口腔カンジダ症、合わない詰め物や入れ歯の使用によるアレルギー、ストレスなどさまざまな状態が原因となりうるものとして挙げられます。

 

【具体的な症状】

・唇や口の天井、頬の粘膜、そして特に舌にヒリヒリとした痛みやしびれが出る

・苦みを感じる等の味覚異常

・口やのどの渇き

 

痛みに関しては、一日中続くという人もいれば昼過ぎから夕方にかけて痛みがひどくなる人、時々痛くなる人もおり、人それぞれであると言えます。

 

【具体的な治療法】

口腔熱感症候群の場合、市販の鎮痛剤を服用しても痛みは治まらないことが多いと言われています。治療としては、主に神経の痛みを押さえる薬(プレガバリン等)や抗うつ薬(アミトリプチリンやノルトリプチリン等)、抗不安薬(クロナゼパム等)を服用する薬物治療が挙げられます。

また、こまめに水分を補給したり、ガムを噛んだりして唾液で口が潤った状態を保つことも有効であると言えます。