みなさん、こんにちは( ´ ▽ ` )
大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です。
先日、診療終わりに口腔機能低下症・口腔機能発達不全症のセミナーを受講してきました。そこで学んだことをお話ししていきたいと思います。
口腔機能低下症とは、加齢や疾患などにより、「噛む」「飲み込む」「話す」といったお口の機能が総合的に衰えた状態で、放置すると低栄養や誤嚥性肺炎、全身のフレイル(介護の手前の状態)につながる恐れがあります。
口腔機能発達不全症とは、18歳未満のお子さんにおいて、「噛む」「飲み込む」「話す」といったお口の機能が総合的に十分に発達していない状態のことです。「お口ポカン(口呼吸)」や歯並びの悪化、発音の障害、顔つきの変化につながる恐れがあります。
ヒトの赤ちゃんは生まれてお母さんのおっぱいを吸うとき、乳児嚥下という母乳を飲む独特の飲み込み方をし、成長するにつれ、それがなくなり、成人嚥下へと移行します。そしてお口周りの機能が発達し、成人を迎えたあと、加齢ともに小さい頃に獲得した口腔機能を失っていく(低下していく)という一生を辿ります。
口腔機能低下症は50歳〜、発達不全症は0〜18歳未満が対象になります。
当院では地域柄、来院される患者様のご年齢が高いため、口腔機能低下症についてお話ししていきます。
当院に来院された方で、口腔機能低下症の検査をやったことがある方、多いと思います(^^)
噛む力の検査、舌を上に上げる検査、お口の中の乾燥状態(水分量)を測る検査3つを行っています。
実はこれらは、対象検査の7つのうちの3つです。当院では患者様の負担が少なく、且つすぐに行える、検査時間が短いこの3つの検査を導入しています。
院内には、口腔機能低下症のポスターなど貼ってあり、患者様ご自身から、「自分がもしかしたらこれにあてはまるかもしれない」とご申告いただくことも増えてきました。「自分ではない、自分は関係ない」と思わず、自分事として捉え、早期に発見し、トレーニングを行っていけば改善することも多いです。
まずは、簡単なスクリーニングとして、みなさんご自身はあてはまるかどうか確認してみましょう!
・液体(水、お味噌汁など)を飲み込むときに負担を感じる
・固形物を食べるときにのどにつかえる感じがする
・食事をするときに食べ物が口からこぼれることがある
・半年前と比べて食べるのに時間がかかるようになった
・食事をするときに咳こんだり、むせることがある
・硬いものが食べにくくなった
・運動をしてないなくても体重が減った
・口の中の乾燥が気になる、口の中がネバネバする
などです。これは一部の問診であり、数個でもあてはまることがあるのでしたら、口腔機能低下症の検査を受けることをおすすめします。
詳しくは、当院のスタッフへお尋ねください。
