タバコとお口の健康

みなさんこんにちは!歯科衛生士の桑折です☺1月ももう少しで終わりますね。去年の冬とは違いあまり雪が降らなかったですね。その代わり10年に1度という最強寒波が到来しましたね🥶みなさん体調を崩さないように気をつけてください!

さて話は変わり、みなさんタバコは吸われますか?あるいはご家族の方で吸われる人はいますか?今回はタバコに危険性とお口の健康についておはなししていきます。

【タバコによる危険性】

1:口腔ガン

胃や肺と同じように、口の中(舌や頬)ガンは発生します。喫煙、強アルコール性、不潔な口腔環境、合っていない入れ歯などが関係しています。毎日、タバコを吸っている人は、吸わない人に比べて2.57倍も口腔ガンにかかりやすくなります。その他、肝臓ガン、食堂ガン、胃ガン、胃潰瘍、気管支喘息、気管支炎などの危険性も高くなります。

2:タバコの本数と肺ガン

1日9本まで(平均5本)しか吸わなくても、死亡率は2.2倍なります。

3:若年者とタバコ

若年者の身体には、成長途中(未分化)の細胞が多いため、タバコを吸い始める年齢が若いほどガンななりやすく、死亡率が高くなります。また、未成年でタバコをすいはじめるとヘビースモーカーにもなりやすくなります。

【タバコとお口の健康】

4:タバコを吸うと、歯が抜ける?

平均的な喫煙者は、タバコを吸わない人に比べて3倍も歯周病にかかりやすくまた、2倍も歯が抜ているという報告があります。

5:タバコはなぜ悪い?

・ニコチンの血管収縮作用

・歯を支えている骨を溶かす

・歯肉の線維化

・白血球の機能の抑制

・歯肉の修復機能に対する悪影響

タバコを吸わない人の歯茎は、ピンク色でとてもやわらかいが、タバコを吸う人の歯茎は、少し黒みがかりニコチンにより血管が収縮され、血がかよわなくなり、歯茎が硬くなっていきます。

タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素提供を妨げます。また「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので、体の酸欠・栄養不足になります。

ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせます。病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。さらに傷を治そうと組織を作ってくれる細胞(繊維芽細胞)の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくまります。

喫煙をしてしまうと体の健康に影響を及ぼしてしまいます。体だけではなくお口の健康にも影響を及ぼしてしまいます。お口の健康を保つためにも歯科医院にしらしてみてはいかがでしょうか。