妊娠中の歯科治療

みなさんこんにちは!歯科衛生士の桑折です☺12月ももう終わりますね!あっという間に1年が終わります。今年は雪があまり降らなかったですね🌨みなさんは今年のいい思い出ができましたか?私は行きたかったライブに行けたのでとても良かったです😆

ジャニーズカウントダウンライブに応募しましたが、さすがに当たらなかったです🥲制作開放席のメールも来なかったです。これが当たったら奇跡に近いですね😂

さて話は変わり、前日妊娠中の歯科治療のお話をしていました。今回はその続きのお話をします。

Q6:妊娠するとむし歯になりやすいの?

A6:妊娠中、つわりなどによる吐き気のため口の中が清潔感に保てなくなったり、食事・間食が不規則になったり、唾液の量が少なくなったり、口の中中のPH(ペーハー・水素イオン濃度)が酸性に傾いたりしてむし歯が発生しやすい状態になります。歯科医院で衛生指導を受けたり、普段から口の中を清潔に保つことが必要になります。

Q7:妊娠すると歯周病になりやすいの?

A7:妊産婦の約半数に妊娠性歯周炎という歯周病が見られると言わています。妊娠すると歯肉が炎症を起こしやすくなり、出血しやすくなります。不潔にしていると炎症は広がりますので、早い時期から口の中を清潔に保つ習慣を身につける必要があります。

Q8:妊娠中の歯磨きは?

A8:妊娠すると口の中のPHが酸性に傾いたり、唾液の粘性が増えたりしてむし歯になりやすくなります。そのほかに毛細血管が敏感で出血しやすく、歯周炎を起こしやすくなります。日頃からきちんとした歯磨きの習慣をつけておくことが大事です。つわりで歯磨きがしにくいときは、ヘッドが、小さい歯ブラシの使用をお勧めします。また、歯磨き粉を使用しない、もしくは少量使うと気持ち悪さが少なくなります。

妊娠中はホルモンバランスが変化で、食事の内容や回数の変化、つわりによって歯磨きを行いにくいなど、お口の中の清掃が不十分となり、歯周病やむし歯が発生しやすくなります。また、妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリス、慢性辺縁性歯周炎、口内炎などもみられることがあります。これらは、出産後には軽減・消失する場合も多くあります。何が不明なことがあれば1度歯科医院にいらしてみてはいかがでしょうか。

※妊娠性歯周炎

妊娠期に特有の女性ホルモンのバランスの変化によってプラーク(歯垢)蓄積に起因する炎症が一時的に増強された状態です。通常、出産を終えてホルモンバランスが回復すると、症状は軽減します。