お子さんの定期検診②

 

こんにちは!大郷町歯科医院、歯科衛生士の

本田です( ´ ▽ ` )お子さんの定期検診のお話の

続きになります。

 

小さい頃から歯科医院に通うメリットです。

小さい頃から通っていると、歯並びにも大きなメリットがあります。

近年、矯正治療をする方が増えてきました。審美性と言って、簡単に言えば自分の見た目を良くする傾向が強まってきていると思います。特に最近は、コロナ禍によるマスクの着用で、矯正治療へのハードルが下がっているようです。歯にボタンのような器具をつけて、針金を通すような昔からある矯正器具は、見た目がやや難点だったのが、マスクで口元が見えないことにより、今のうちに矯正治療を…と行う方が多いです。もちろん、見えにくいマウスピース矯正なども流行っていますね。

また、年代もあると思います。実は私も中学生の頃に矯正治療を経験しました。

あまりよく覚えていませんが、歯並びが悪かった私に、祖母と母が矯正治療を勧めてくれて、行いました。当時、学校のクラスに1〜3人くらい矯正治療をしている同級生がいませんでしたか?10〜15年くらい前は、その程度しか矯正を行なっている子がいませんでした。しかし、現在はそのときよりも矯正治療をする子が増えてきました。

矯正治療は1人ひとり、始められる時期や、使う器具、期間、金額…と異なります。

その子にベストなタイミングで矯正治療をすることにより、キレイな歯並び、噛み合わせを作ることができます。

場合によっては、永久歯と乳歯が混ざっている歯並びのうちに始められる矯正治療、全て永久歯になってから始める治療、小さい頃に少し始めて、全て永久歯に揃ってから本格的に始まる治療など、本当に様々です。

定期検診に通っていると、定期的にレントゲン写真を撮ったりして観察していくことができます。したがって、ベストなタイミングを選ぶことができると思います。

もちろん、矯正治療は必ず行わなければいけないものではありません。あくまで、ご本人、ご家族のご希望により行われる保険外診療になります。

また、大前提にはなりますが、むし歯も歯並びが悪くなる原因の1つです。

そしてなんと言っても、歯科医院へ通院するメリットは健康への意識づくりです。

個人的な意見ですが、私は小さい頃からむし歯で歯科医院へ行き、矯正治療を経験し、その後は定期検診で、歯科衛生士になるまで、ずっと歯科医院に通っていました。小さい頃から通って、歯科医院が怖くなかったことで、歯科衛生士という職業を知り、歯科衛生士の養成学校(専門学校)で、歯科のことはもちろんですが、全身の健康についても学びました。生涯、美味しいものをたくさん食べて健康に過ごすことができるように、お口の中から健康への意識をもつことがとても大切だと感じています。

日々、みなさんには定期検診などで余談でお話できたらなと思いますが、なかなかできていないのでこちらで熱く語ってしまいました( ̄▽ ̄)

小さなお子さんをもつ保護者の方、ぜひ一度お子さんの定期検診について検討してみてくださいね(^^)