歳を取ると歯並びが変わる?①

 

みなさん、こんにちは!

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(^^)

明日から当院は、夏季休暇に入ります。14日〜19日まで休診になります。20日から通常通り診療いたします。

8月に入り、毎日暑い日が続いていますね。また、夏なので台風もきますね。せっかくお盆休みですが、今回はあまり天気は良くないみたいです。

また、コロナ陽性者も増えています。規制のないお休みなので、各自感染予防対策をしっかりしていきたいですね。

 

さて今回は、歯並びについてお話ししていきたいと思います。

若い頃に比べると隙間があいてきた〜

昔はもっとキレイな歯並びだったのよ〜

 

定期検診を担当しているとよく耳にするお言葉です。近年、歯並びという審美性はかなり注目されるようになってきました。私が中学生のとき、クラスで矯正治療をしているのは1〜3人くらいだった記憶があります。私もその中の1人です。しかし、最近はもっと増えているのではないでしょうか?

また、成人した方が働き始めて、お給料をいただくようになってから、自分でローンを組んで矯正治療を始めたりと、大人の方の矯正治療も一昔前と比べると格段に増えているかと思います。そして何よりマスクをしている今、矯正治療をする大チャンスの時期です。矯正治療を経験した身としては、歯に銀色の金属(今では目立たない色もあります)がついていて、口を開ければ金属が見え、口を閉じていても口元がモコッと前に出てしまうものなので、けっこう苦痛でした…マスクをしていればそれが見えないので、今、マスクをしているうちに矯正治療をする方が増えているそうですね!

 

そもそも歯は、全て永久歯になったら動かないものなのでは?と思っている方が多いかと思います。しかし残念ながら、歯はさまざまな要因によって一生動き続けているのです。

その要因についてお話ししていきたいと思います。

①むし歯による詰め物

むし歯になると、歯を削り、白い樹脂の詰め物や、銀歯の詰め物、被せ物が入ります。1本でも入れば本来の噛み合わせではなくなるのです。多ければ多いほど、噛み合わせは変化していき、どこかの歯に力が負担し、歯が動いていきます。

②歯周病

加齢により、歯周病が進行すると、歯がぐらぐら揺れ始めて、やがて噛めなくなり抜けてしまいます。歯周病は奥歯から進行することが多く、奥歯が先に抜けてしまうと、噛む力は前歯が負担をします。そうすると、前歯は外側に広がっていき(フレイアウト)、すきっ歯になったり、出っ歯になったりします。

 

続きます。