みなさんこんにちは。大郷町歯科医院、歯科衛生士の高橋です。
桜の花も満開となり、春本番といった感じですね。今月から新生活がスタートしたみなさんにとっては、毎日緊張の日々が続いていることでしょう。
時々空を見上げたり、道端に咲いている花に目を向けたりしながら一息つくと緊張がほぐれて気分転換になりますよ。肩の力を抜いて頑張っていきましょう。
さて、今回のブログは、乳歯の虫歯について書かせていただきます。

<虫歯の原因は?>
虫歯の原因には3つの要素があります。
①歯の質・・・歯の成分であるエナメル質や象牙質は人によって違い、虫歯になりやすい人もいます。
また、乳歯や生えてきたばかりの永久歯は歯の質が弱く虫歯になりやすい状態です。
②糖質・・・砂糖等の糖質は虫歯の原因菌といわれるミュータンス菌が歯を溶かす「酸」を作る材料となります。
③ミュータンス菌・・糖質とくっつき歯の表面に付着して酸を作り、歯のカルシウムやリンを溶かしていきます。
<虫歯になったらどんな治療?>
Co・・・歯の表面が溶けだして虫歯になりかけた状態です。歯を削る治療はせず、経過を観察したりフッ素塗布やシーラント(奥歯の溝を埋める)等の予防処置を行います。
C1・・・歯の表面のエナメル質が溶けだした状態です。経過観察の状態ではなく、歯を削って詰め物をする治療となります。初期の虫歯のため削っても痛みはありません。
C2・・・エナメル質の奥の象牙質のところまで虫歯が進行した状態です。神経の近くまで虫歯が進んでいるので治療の時に麻酔が必要となります。削って詰めたり被せたりの処置となります。
C3・・・虫歯が神経まで進行した状態で、痛みが伴います。麻酔をして神経の治療が必要となります。神経の治療が済んだら被せたりの治療となります。
C4・・・虫歯が神経まで到達し神経が壊死した状態です。そのためあまり痛みを感じません。抜歯の対象となります。
<どんなところが虫歯になりやすいの?>
①上の前歯の歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目。特に1~2歳の時期は気をつけましょう。
②奥歯の噛み合わせの溝。特に乳歯列の完成時期である2~3歳の時期は気をつけましょう。
③奥歯の歯と歯の間。乳歯の奥に6歳臼歯(大人の歯)が生える準備を始めるため、乳歯の奥歯が
押されて隙間がくっつきます。特に4~5歳の時期は気をつけましょう。
乳歯の虫歯は大人の虫歯と違って進行が早いため、気付いた時には穴が開いていたというケースがほとんどです。虫歯の予防には歯磨きも大事ですが、一番重要なことは規則正しい食生活と言われています。
だらだらするのではなく、時間を決めて食べるようにしましょう。そして仕上げ磨きも欠かさず行い、お口の中の状態を見てあげましょう。定期的な歯科医院への受診もお勧めします。