褒め育ての現在とコバルトクロム義歯について

こんにちは!大郷町歯科医院の大杉です。

 

「褒め育て」という言葉が昔ありましたよね。褒めて育てることで子どもや新入社員の自尊心を育て、パフォーマンスを上げようという考え方です。

これについてですが…自尊心というものは自分で育てることには全く問題がないのですが、逆に大したことができないのにスゴイ!といわれて育った場合、プライドが肥大化して出来なさそうなことにチャレンジしなくなったり、「上手くできなかったのは自分のせいじゃない」と周囲のせいにするなどの問題が発生するようで、褒め育てというのはむしろ悪影響の方が大きいのではないかというのが現代の主流になっているとのことです。

それではどうすればいいのでしょうか?正しい行動を褒めるというのが大切だそうです。例えば子どもであれば本を読む・勉強するのような正しい行動(インプット)を褒めるということをするとだんだん「正しいインプットをする」ということにモチベーションが湧いてきて、結果として良いアウトプットができる→自尊心が高まるという順番が望ましいらしいです。自分も子育て世代として覚えておこうと感じた最近のインプットでした。

 

さて、今回はコバルトクロム義歯についてお話させていただきます。

コバルトクロム義歯は入れ歯の種類のひとつです。

入れ歯は健康保険内でも作ることが出来ますが、保険を利用すると材質やばねの種類などに細かいルールがあり、限られた設計でしか患者さんにお渡しすることができません。保険の材料や設計では「違和感があって使えない」という方にこの種類の義歯をご案内するケースが多いです。

レジンを多く使用した入れ歯はある程度の強度を持たせるために厚みをもって作製されます。コバルトクロム義歯はその名の通り金属を使用した入れ歯なので、レジン床と比べてかなり薄く作ることができます。違和感がかなり少なくなると患者さんたちは言ってくださります。

そしてコバルトクロム義歯には他にも魅力があります。それは「強度がある」という点です。入れ歯の咬み合わせや残っている歯の状態によっては、保険の入れ歯ではお食事している時に割れてしまうという方がいらっしゃいます。コバルトクロム義歯は入れ歯全体に金属が張り巡らされていて、なかなか割れるという方はいらっしゃいません。せっかく入れ歯を作ったのに、壊れるのが怖くて硬いものを噛めないのは苦痛ですよね…。そのような方にオススメしたいのです。熱伝導も良いので飲食物の温度が伝わりやすくおいしく食べられるのも長所のひとつです。

しかし保険適用外なので費用がかかるという大きなデメリットもあります(費用はケースにより変動します)。

 

その方のニーズに合わせて保険の義歯がご希望の方、コバルトクロム義歯がご希望の方、さらに別の義歯がご希望の方、さまざまなケースがあります。当院では入れ歯を作製する前に患者さんひとりひとりに種類のご説明をさせていただいて、寄り添った診療を行っております。心配なことがあればなんでもご相談ください。お待ちしております。