みなさんこんにちは!大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(^^)
連日暑い日が続きますね💦
まだまだこれからが夏本番なのにこんなに暑いと先がおもいやられます😭また、むし暑いので熱中症や脱水症状には十分注意してください。
さて今回は歯の表面につく着色汚れについてお話しします。
歯の表面が茶色になったことはありませんか?
これは、お茶やコーヒーなどでつくステイン(着色)とよばれるものです。茶しぶとも言われますね。
お茶やコーヒー以外でも、赤ワイン、紅茶、カレー、チョコレート、ベリー類、醤油、キムチなども着色の原因となることがあります。
ポリフェノールやタンニンなどの成分が、歯の表面のペリクル(タンパク質でできた膜)に付着し、着色を促進します。歯磨きが不十分だと、歯垢が残り、そこに色素が結合して着色が進行します。
毎日、歯の表面の着色を落としていれば、基本的にはつかない汚れです。毎日薄〜くついた目に見えないほどの着色が取られず、重なってくると茶色に見えてきます。ですので、着色汚れがつくところは、歯ブラシが当たっていません。
また、着色は濃くなってくればくるほど、歯ブラシで落とすのが難しいです。
着色汚れをつかないようにする対策をお話しします。
①しっかり磨く
まずは、普段の歯磨きの仕方を振り返ってみましょう。鏡を見て丁寧に磨けているでしょうか。着色汚れは、歯と歯の間や、歯並びが悪いところ、歯の裏側によく見られます。そのようなところを毎日磨いているか確認してみてください。
②ステインオフの歯磨き粉を使う
歯磨き粉の種類で、ステインオフと書かれているものがあります。多少、研磨剤が多く入っていたりと、着色汚れを落とすのに特化した歯磨き粉です。
それを使って、歯の表面をこするように磨きます。
③歯医者さんで機械を使って落としてもらう
歯科医院にある超音波スケーラーや、歯面研磨の機械で落とす方法です。1つ注意点があります。着色汚れは病気ではないので、歯科医院によっては保険診療でできない場合があります。自費診療ですと、歯科医院によってお値段が変わりますので注意が必要です。
④着色汚れがつくものを避ける
先ほどお話しした、コーヒー、お茶、赤ワイン、紅茶、カレー、チョコレート、ベリー類、醤油、キムチなど着色汚れをおこしやすい食べ物、飲み物を避けましょう。ただ、これらを食べないでくださいというわけではなく、食べたり飲んだりしたあとは、水を飲んでお口の中に長く停滞しないように流すなど少しでもつかないようにする対策はあります。
また、歯の全体の黄ばみを取りたいときは、歯磨き粉ではなくホワイトニングが有効です。歯磨き粉では、元の自分の歯の色に戻すことができますが、元の色から白くするにはホワイトニング(歯の漂白)が必要になります。
何かわからないことがあったら当院のスタッフにお伺いください(^^)