歯肉炎と歯周炎の違いについて🦷

こんにちは、大郷町歯科医院の歯科衛生士の有見です☀️

みなさんゴールデンウィークはどうお過ごしでしたか?☺️

私は両親が宮城にきて一緒に過ごしてご飯をたくさん食べました☺️☀️

親の料理は尊いですね✨

母の手料理をたくさん堪能しました!あと半年は我慢できそうです🌟

 

今日は歯周炎(歯肉炎)と歯周炎(歯周病)の違いについてお話しさせていただきます!🦷

 

まずは、歯肉炎と歯周炎の大きな違いについてお話しいたします!

大きな違いは、歯を支えている骨が溶けているかいないかです。

「歯周病」は自覚症状がないまま、少しずつ、そして確実に進行していく病気です。

「歯肉炎→歯周炎」と徐々に症状が進行していきます。

次に歯肉炎についてお話しします。

歯周病の始めの段階では、まずプラークが歯の表面に付いていることによって、歯ぐきが赤く腫れて、炎症を起こしたり、歯磨きで出血する等の症状が出てきます。

改善方法は、プラーク・歯石を落とすことです。プラークは歯ブラシで落とすことができますが、歯石は除去できませんので、定期的に歯科医院で除去する必要があります。

次に歯周炎についてお話しします。

歯ぐきが腫れたり、出血するだけでなく、プラーク・歯石によって歯を支えてる骨が溶かされたために、歯がぐらぐらしたり、歯が長く出っ歯に見えるような症状です。下の画像のような状態です!

歯周炎になると、歯を支える骨が溶けてしまうので、歯周ポケットが深くなり、プラークがより溜まりやすくなり、普通の歯磨きではプラークを取り除くことができなくなるため、歯科医院で治療を行わなければ症状が悪化し、最終的には歯が抜けてしまいますので、注意が必要です!

歯周炎・歯肉炎を見分けるためには… !

歯科医院で歯ぐきのチェックをしましょう!

歯医者に行くと歯ぐきの検査をしますねだったり歯の周りを触りますと言われて、少しチクチクする感覚があると思います。

それは歯ぐきの検査であり、歯周ポケットがどれくらいあるのか確認しているのです!😲

歯周ポケットを測ることによって、今の歯ぐきの腫れ具合、歯を支える骨の状態が分かります。

定期検診では3ヶ月に1回歯ぐきの検査をさせていただいております。

その結果に応じて毎日の歯ブラシなどで良くなるのか、もしくは定期検診の期間を短くした方がいいかなどお話しさせていただきます。

それがお口を長く健康に保つためになりますので、みなさんも定期検診で歯ぐきの状態を確認してみてください!🦷