みなさん、こんにちは!大郷町歯科医院の歯科衛生士の有見です☀️
2025年明けましておめでとうございます🎍今年もよろしくお願いいたします✨
今年はあんまり雪が降りませんが、暖かくなったり寒くなったり寒暖差が激しいので体調にお気をつけくださいね
今日はブラキシズムについてお話しさせていただきます!🦷
ブラシキズムとは歯ぎしりやかみしめのことを言います。
歯ぎしりは睡眠中に行うもので、自覚することが少なく周囲の人に知らされて、初めて気づくことがほとんどです。
かみしめは、日中・夜間関わらず、無意識のうちに歯を食いしばっていることを言います。
ブラシキズムで、歯や骨にかかる力は強い人で70kgを超えると言われてます。そのため気づかない間に歯や骨に大きな負担がかかっているのです!🦴
ブラキシズムが続いたことで起こる症状は、
歯のすり減り・歯が割れる・歯がしみる(知覚過敏)・歯周病の進行・顎関節症・冠や詰め物が外れる・口周りの筋肉の痛み・あごのズレ・頭痛や肩こりなど…たくさんの症状が現れます!
歯科医院で行うとブラキシズムの対応は、
①ナイトカードの作製(毎晩歯にはめて寝る)
②噛み合わせを調整する(必要に応じて歯列矯正)
③歯周病の悪化を防ぐために、プラークコントロールやクリーニングを行う
④しっかり噛めるように、虫歯など歯の治療をしておく
…などがあります。
ブラキシズムをすると歯に異常な力が加わり歯周病が悪化しやすいです。
お家ではしっかり歯磨きすることが重要になります!
家庭で行うブラキシズムへの対応は、
①噛み合わせていることに気づいたらすぐに離す
②唇や頬、顎などの力を抜く
③ストレスを溜めない
就寝時に注意することは、
④寝る前はリラックスして休む
⑤高いまくらは噛みしめやすくなるので避ける
⑥眠時は姿勢に気をつける(横向きは顎に力が入りやすい)
食事の時に注意することは、
⑦食事の時は、左右均等に少しずつ噛み砕く
⑧ビーフジャーキーや梅干しの種など極端に硬いものは毎日のように食べるのは避ける
⑨肘をついて頬杖をつくことはできるだけ避ける
…などがあります。
完全な治療というのはないのでできるだけ緩和し、ご自身で気をつけることが大切になります!
歯ぎしりしている方は寝起きに顎やこめかみが痛かったりします。
最近では睡眠時にアプリで寝言だったり睡眠の質を測ることができるものがあるので歯ぎしりしているか確認するのもおすすめです!
当院でもナイトガード作製は可能です。
気になっている方はお気軽にお声がけください☺️