みなさんこんにちは♪宮城県の大郷町歯科医院・歯科衛生士の松倉です!
年が明けてから雪の降る量がすごいですね!仕事の時以外で仙台市から出ることがほとんどないので大郷町の雪の多さに驚きました。
みなさんは年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか?私は、青森の実家に帰って年を越しました。大掃除やおせち作りで少しバタバタしましたが、こたつでリンゴを食べたりしてゆっくり過ごしました♪
まだまだ足元が不安定な日が続くので、気をつけてお越しくださいね!
では今回は、乳歯と永久歯についてお伝えしたいと思います。
みなさんはもう大人の歯に生え変わりましたか?生え変わりは6歳ことから進んでいきます。稀に、大人の歯が出来ずに一部が子供の歯のままの方もいますが、大人の方は大体生え変わってるかと思います。
大人の歯のことを「永久歯」、子供の歯のことを「乳歯」といいますが、どうして最初から永久歯が生えてこないのでしょうか?
◎乳歯と永久歯って?
子供の歯「乳歯」は、生後6〜8ヶ月頃にかけて下の前歯から生えてきます。そこから生えそろっていき、人によって差はありますが2歳半〜3歳頃に生え揃います。
その後6歳頃になると前歯が生え変わったり、乳歯の歯の列の奥から永久歯が生えてきます。
永久歯の歯並びが揃うのは、10〜12歳頃です。人によっては18歳から20歳頃に「親知らず」が生えることもあります。
やっぱり、わざわざ「乳歯」が生えてから「永久歯」が生えてくるなんてめんどくさい!
すぐに永久歯が生えてくればいいのに…と思う人もいるかもしれませんが、それには、実は理由があるんです。
◎乳歯が生えてくる理由
人間はみんな、生まれてすぐは赤ちゃんです。
母乳や粉ミルクを飲んで成長します。
この頃は、歯は必要ありません。
1歳頃になると、ミルクだけでは栄養が足りなくなり、もっと栄養価が高い「食べ物」を食べる必要が出てきます。
そのため、食べ物を噛んで、細かくするための「歯」が必要になるのです。
ところが、おとなの歯である永久歯は硬く、できあがるまでに5年以上の時間がかかります。
そのため、まずは小さめで、エナメル質や象牙質の厚みが永久歯の半分で、すぐに使える乳歯が先に生えてくるのです。
この乳歯を使って、子ども時代はご飯を噛んだり、細かくしたりするのです。
それから、ようやく丈夫な永久歯に生え替わりが進み、さらにおとなのアゴの大きさと筋肉の強さに適した永久歯の歯並びが完成するのだそうです。
ちなみに、乳歯も永久歯も、生えたばかりは弱く、虫歯になりやすいのだとか。
永久歯が生えたら、ていねいに歯みがきして、長く使えるようにしましょうね。