子供の歯(乳歯)がむし歯になりやすい理由

みなさんこんにちは!

歯科衛生士の有見です☀️

10月より寒さが増して冬の訪れが感じられますね⛄️

通われている方は知っているかもしれませんが、寒くなってきたので大郷町歯科医院に暖房が入りました!

受付のところではオイルヒーター、待合室は暖房が入っております!

中には外は寒いのに中は暑いね!とおっしゃる方もいました笑

朝はすごく寒くて温度差で鼻水が止まらないです😞

乾燥もしてて喉風邪も流行っているそうなので体調を崩さないよう暖かくしてお過ごしくださいね😌

こたつで暖かくなってそのまま寝落ちしちゃいそうですが…歯磨きして寝るように心掛けてくださいね🪥笑

 

今回は、なぜ乳歯(子どもの歯)はむし歯になりやすいのかをお話しします!🦷

①乳歯は歯のエナメル質という部分が永久歯(大人の歯)に比べて薄いです。
歯の表面のエナメル質という部分は人の体で1番硬い部分になりますが、エナメル質はむし歯菌によって溶けてしまいます。

エナメル質がどんどん溶かされ、次の層の象牙質に進行していくと、痛みが出てきたりしみたりなどの症状が出てきます。

エナメル質にとどまるむし歯であれば、治る可能性がありますが、象牙質まで入るとむし歯は一気に広がってしまいます。

②乳歯のむし歯は黒ではなく白いことが多いです。
むし歯になると、歯が黒くなる印象があると思いますが、乳歯は白や黄色、薄茶色だったりすることが多いです。

毎日仕上げ磨きをしている保護者の方でもわかりにくく気づいたらむし歯が進行していることも多いです。

③乳児は永久歯に比べてやわらかくむし歯になりやすいです。
乳歯は歯の有機物質が多く結晶のサイズが小さいです。
例えると永久歯は有機質が石🪨のように頑丈で大きいですが、乳歯は有機質が多く細かい砂のようなイメージです。

④歯と歯が面接触で見えにくく虫歯になりやすいめす。
永久歯に比べて歯と歯の間が大きい面積でくっついてるため、見た目ではわかりにくくむし歯が進行して、突然穴が開きます。レントゲンを撮ることで初めて気づくことも多いです。

 

以上の4つに気をつけて歯医者での定期検診、お家での歯磨きを頑張ってむし歯を予防していきましょう!🦷🪥

歯磨き粉ではフッ素が入っているものをお勧めします☺️

フッ素はエナメル質を強くし、むし歯になりにくくする効果があります。

ご自身の使っている歯磨き粉を確認して、ぜひ歯磨き粉を購入する際は「フッ素配合」の文字に注目してください!