みなさんこんにちは♪
大郷町歯科医院の歯科衛生士の松倉です!
9月から大郷にきました!慣れないこともありますがこれからよろしくお願いします。
最近は朝や夜は気温が下がってきたので少し過ごしやすくなりましたね♪
私は先日の十五夜の満月を見ようと思って、みたらし団子も買ったのですが残念ながら曇っていて月が見えませんでした…
また来年にお月見のリベンジをしたいと思ってます。
今回は、歯肉炎と歯周炎の違いについて、お話しします。
これら二つの大きな違いは、歯を支えている骨の『歯槽骨』が溶けているか溶けていないかです。
歯周病は痛みやしみる症状などの自覚症状がないまま、少しずつそして確実に進行していく病気です。
『歯肉炎』から『歯周病』と徐々に進行していきます。
次に、歯肉炎と歯周病の特徴について詳しくお話しします。
・歯肉炎
歯周病の初期段階です。まず、プラークが歯と歯茎の間につくことによって、歯茎が赤く腫れて炎症を起こしたり、歯磨きで出血するなどの症状があります。
この状態を改善せずにいると、歯周病へ進行していきます。
歯肉炎は歯と接している歯茎であればどこでもなりますが、主に歯ブラシの届かない歯と歯の間に症状が出やすいです。
改善方法は、プラーク・歯石を落とすことです。プラークは歯ブラシや歯間ブラシ・フロスで除去できます。しかし、歯石は歯ブラシでは除去できませんので、定期的に歯科医院で除去する必要があります。
・歯周病
歯茎が赤く腫れたり、出血するだけでなく、プラーク・歯石によって歯を支えている骨の『歯槽骨』が溶かされたために歯周ポケットが深くなり、歯がぐらぐらしたり、歯が長く見えるようになる症状です。
歯周病になると、歯を支えている骨が溶けてしまうので、『歯周ポケット』が深くなりプラークがより溜まりやすくなります。そのため普通の歯磨きではプラークが取り除けないため、歯周ポケットの中で歯石になります。これを歯肉縁下歯石といい、歯に強固にくっついて歯周病をより悪化させます。歯ブラシでは取れないため、歯科医院で専門の器具や麻酔を使いながら除去する必要があります。
歯科医院で治療を行わなければ、症状が悪化し最終的には、歯が抜けてしまいます。
歯周病は、放っておけば治る病気ではないので歯科医院で治療しなくては、症状が改善することが難しい病気です。
みなさんもぜひ、歯科医院で定期的に検診を受けてみましょう!