歯石取りって痛い?

 

みなさん、こんにちは!

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(^^)

暑い暑い8月が終わり、、、終わりましたが、残暑を感じる9月ですね(*´-`)

私個人としては、暑さが苦手で今年の夏も暑くて夜の眠れなさを覚悟していましたが、今年は去年ほど苦しみませんでした!去年は、朝までエアコンをつけて寝ていましたが、今年は寝る直前に3時間ほどタイマーをかけて寝るくらいで特に寝苦しさはなく、過ごすことができました(^^)

また話が変わりますが、8月9月と新しいスタッフを迎えております。来院された皆さまには、ご挨拶をさせていただいております。今後ともよろしくお願いします。

 

さて今回は、歯石取りは痛いのか?についてです。近年、全身疾患と歯周病の関係性が認知され始め、最近は痛くなくても歯科医院へ”予防”を目的に来院される方が増えたように感じます。

むし歯予防や歯周病予防といった、病気になってから治療を行うのではなく、病院になる前に”予防”するという考えが浸透してきて嬉しい限りです。

特に歯周病は、誰しも必ず罹る病気ではありません!(むし歯もそうですが…)予防ができる病気なのに、予防の方法を知らない方が多く、残念ながら歯周病になってしまうのです。

歯周病を予防する上で、1番大切なのが歯垢・歯石(歯周病菌)を常に少ない状態にすることです。

歯垢は、やわらかい状態で歯ブラシや歯間ブラシ、糸ようじなどで自分で取ることができます。

しかし肝心なのは、歯石です。歯石は、歯の石と書くようにとても硬く、一度歯に付いてしまうと歯垢と違って、歯ブラシなどで強く磨いても取ることができません。歯石がついたままだと、さらに歯垢がつきやすくどんどん量が増えてしまい、歯周病菌が常に歯ぐきの炎症を起こしている状態になり、歯周病が進行します。

歯石を取るには、歯科医院へ行き、専用の機械や器具で取ることになります。

しかし、この歯石取りが歯科医院へ行く壁に感じでらっしゃる方もいるみたいです(´-`).。oO

歯石取り=痛いというイメージがあるそうです。

必ずしも痛いわけではありません。痛く感じるには理由があります。

【(1)歯石の量が多く、固まっている人】

歯石を長年放置していると、どんどん硬くなり、取りづらくなっていきます。さらに量も増えるため、除石を行う際、超音波スケーラーのパワーを強くする必要が出てきます。そのパワーが強くなるほど、痛みを伴うことがあります。

【(2)歯肉炎や歯周炎が進行し、歯茎に炎症が起きている人】

歯肉炎や歯周炎といった歯周病の進行に伴い、歯周ポケットが形成され、深い位置に歯石が沈着している「縁下歯石(えんかしせき)」の場合、より深い部位に器具の先端が当たり、痛みを生じることが多いです。

【(3)歯茎が退縮している人】

歯ぎしりや食いしばり、歯周病の進行により歯茎が退縮すると、歯の表面の最も強い部分であるエナメル質に覆われていない歯の根が露出します。知覚過敏を生じている場合、その部位に器具が当たると歯がしみるような痛みを生じてしまいます。

 

このような理由です。そして、この理由の根本的な部分を考えると、痛い最大の理由は、『歯科医院へしばらく行っていない人』が共通しています。

歯科医院へしばらく行っていないので歯石が溜まって硬くなっている人、歯科医院へしばらく行っていないので歯周病が進行して歯ぐきに炎症が起きている人、歯科医院へしばらく行っていないので歯ぐきが下がっていることに気づかない人…

ですから、歯科医院へは定期的に来院することが大切です。全て、予防ができたはずなんです!

「今頃行ったって遅いよ〜」そんなことはありません!なるべく早く来て、予防をしていくことが、大切です(^-^)v

しばらく行ってない人は、歯科医院を受診しましょう!

痛いところがなくてももちろん大丈夫です!なんて伝えて予約を取ったらいいかわからない方は、

「検診をしてほしい」「歯周病かどうか診てほしい」「歯石取りをしてほしい」などでOKです!(^O^)

痛くないのに来院することがとても素晴らしいことです!予防への第一歩です(*’ω’*)

ぜひお電話お待ちしております!