歯周病のリスクについて

皆さんこんにちは!

大郷町歯科医院の歯科助手、佐藤です🐄

今月もいよいよ終わりに差し掛かろうとしており、夏も時期的には終わりに近づいておりますがまだまだ暑さは続きそうですね💧

熱中症対策はまだ継続しないといけなさそうなので皆様も体調管理にはお気をつけてお過ごしくださいね☺️✨

さて、今回は歯周病についてお伝えしたいと思うのですが、

歯医者にお越しいただいている方からすれば、「歯周病」というキーワードは一度耳にしたことがあるという方多いのではないでしょうか?

歯周病は文字の通り歯に関する病気ですが、実は全身疾患にも支障をきたす恐ろしい病気です。。

今回は歯周病が全身とどのような関係があるのかその点についてお伝えしていきます!🌟

まずは歯周病についてですが、歯周病とは歯周病ポケット(歯茎)から歯周病の原因となる歯石(汚れの塊)が歯を支えている骨を溶かしていく恐ろしい病気のことです。

歯周病に感染してしまうとまず完治はほぼ不可能です。。

ですので、進行を食い止める治療として歯石取りや日頃のご自宅でのケア(歯磨きや歯間ブラシを使って汚れを除去する)ことが重要とされています。

ここだけ聞いていれば、歯と歯を支える骨に影響があるだけなんだなと思ってしまいがちですが、実はそれだけではなく歯周病菌は炎症のある歯茎を通じて血液内に侵入し全身に回るので、今や生活習慣病の1つとして数えられるようになりました。

このように、歯周病を悪化させてしまうと全身の病気にも影響が出てしまうのです、、!

では、果たしてどのように影響が出るのでしょうか?

口の中に歯周病を引き起こす細菌が増えると、

糖尿病、心筋梗塞や動脈硬化症、肺炎、早産などを引き起こすこともあるそうです。

 

特に糖尿病は免疫力と組織を修復する働きが低下するため、歯周病にもなりやすい病気であり、悪化もさせやすくなります。

また、歯周病があることによって血糖コントロールに影響を与え糖尿病が悪化しやすくなると考えられています。

そのために糖尿病をお持ちの方は糖尿病治療と並行して歯周病治療にも力を入れていかないといけません。

 

このように、様々な病気と歯周病は結びつきが強いです。

ご病気で病院に通院されている方々は歯医者へ歯周病治療で定期的に通い歯茎の状態を清潔にするということが重要です。

もちろん、医院で行う歯周病治療以外にご自身での歯磨きも重要ですのでしっかり行いましょう!

何か不明な点だったり、自分も通ってみたいかもと思うことがあれば是非大郷町歯科医院までご連絡下さい!✨