みなさんこんにちは!歯科衛生士の桑折です😄11月ももう少しで終わりますね!今年は雪がはやく降りました🌨積もるかなと思いましたが、だんだん晴れていったので積もりませんでした☃12月になれば寒さも厳しくなりますね🥶これが本来の寒さなのでしょうか🤔ここ数年異常気象が続いていたので季節がよくわからなくなってきました😅寒さが増すと傷口が痛むので嫌になってきます。
さて話は変わり、みなさんむし歯になったことはありますか?むし歯になると治療しますが、むし歯の深さによって治療変わってきます。今回は、むし歯の進行度についてお話していきます。
❶CO:初期の虫歯
初期の虫歯は歯に穴は空いていません。歯の表面に
ザラザラのした感じや白濁が表れます。痛みやしみる症状はありません。
治療:フッ素を塗るなどして再石灰化を促して行きます。
❷C1:エナメル質の虫歯
エナメル質にだけ留まり表面に小さな穴が空いている状態。痛みやしみるという自覚症状がない。
治療:エナメル質を少し削りレジンなどの材料で詰める
❸C2:象質まで進行の虫歯
象質まで虫歯が進行しており深い穴が空いている状態。痛みやしみるという自覚症状が出てくる。
治療:エナメル質及び象牙質を削り虫歯深くなければレジンなどの材料で詰めることがあるが虫歯深ければ、インレーというかぶせ物の型取りをし装着する。
❹C3:歯の神経まで進行した虫歯
歯の神経まで虫歯が進行しており激しい痛みが伴う冷たいものを飲んだ際に痛みが生じる。何もしてなくても自発痛が生じてくる。
治療:麻酔をし、エナメル質及び象牙質を削り歯をとります。根っこの治療をしていき根っこの中が完全にきれいになったら、歯の神経の代わりなる材料を入れ、根っこの中に土台を入れるため土台の型取りをしてさらにかぶせ物の型取りをしてかぶせ物を装着する。
❺C4:歯の根っこだけ残った虫歯
虫歯が悪化すると歯の根っこだけになっていきます。これを「残根」といいます。根っこだけなので痛みは生じることはありません。ですが、そのまま放置していると根っこ先から細菌感染し、痛みが生じる恐れがあります。
治療:歯を残すことが難しいため歯を抜くことがほとんどです。歯を抜いたあとは入れ歯を入れるか可能ならインプラントを入れるかとなります。
むし歯の進行度によっては、自分の歯を残せるのかになってしまいます。そうならないためにも痛みがなくてもむし歯かなと思ったら一度歯科医院を受診してみてください。