咬合性外傷について

みなさんこんにちは!

大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です。

6月後半になりようやく梅雨入りしましたね☔️

気温差に体調を崩しやすい時期でもありますので皆様お身体にはお気をつけてお過ごしください!

さて、今回は

咬合性外傷についてお伝えしたいと思います。

咬合性外傷とは、強すぎる噛み合わせの力によって歯や歯を支える歯茎、骨や顎関節などに様々な外傷を引き起こしてしまう事です。

噛む力は皆様が思っている以上に強いものなのですが、日本の平均でいうと

男性→60kg

女性→40kg

ほどだそう。

人の体重と同じくらいの力がかかっていると言うわけです。

さらに驚きなのが起きている時よりも寝ている時の方がより強い力で噛んでしまっている可能性があると言う事です。

どのくらいかと言うと、、、

おおよそ250kgくらいだそうです。

そんなに?!とびっくりしますよね😳

ただ歯も硬い組織で作られている為これだけの負荷がかかってもある程度は耐性があります。

ですが、歯ぎしりの習慣がある方は要注意です。

歯ぎしりによって特定の歯に強い負荷がかかってしまうと歯根膜や歯槽骨といった歯の根っこに近い部分の組織が損傷してしまい、咬合性外傷となってしまいます。

症状としては、

硬いものを噛んだときに痛むことが多いです。

咬合性外傷は強くあたる部分を調節することで改善する場合が多いので、歯ぎしりだったり噛んで痛いかも、、と思われる方は早めのうちに歯科を受診し確認してもらいましょう!

 

また、歯ぎしりをされている方にはマウスピースの作成をお勧めしています。

 

マウスピースは夜寝ているときに装着し、上下の歯に直接当たらないようにするためのものですが、こちらを装着することで歯ぎしりによる負荷を軽減することができます!

 

つけ外しや管理も簡単に行えるものなので、歯ぎしりしてるかもと思う方は是非歯科医院までご相談ください!

 

歯ぎしりの自覚症状がないという方も以下の状態に当てはまるのであれば歯ぎしりを行っている可能性があります。

・朝起きると顎の関節が痛い。

・歯がすり減っている、かけてる。

・原因不明の頭痛や肩こり

・内側の歯茎に硬い組織、コブのようなものがある

 

1つでも該当されるようであれば十分に疑いはあるので、気になる方は早めにご相談いただくことをおすすめします!

 

いかがでしたでしょうか?

治療を行う際は早め早めの処置が大切なので、少しでも自覚症状をお持ちの方は歯科を受診しましょう!