みなさまこんにちは!
大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です✨
11月となり暦月では冬に分類されるそうですが、まだ暖かいと感じる日もあり冬を感じるのはまだ先のようです🍂
ただ、気温差が激しい為みなさま体調管理には気をつけてお過ごしくださいませ!
さて、今回は
フッ素とキシリトールについてをお伝えしようと思います!
歯に良い成分として、フッ素やキシリトールなどの名前を挙げる方とても多いかと思いますが、そもそもこれらの成分の違いや効果を説明して下さい!と言われて説明することができますでしょうか。
難しいですよね🥲
フッ素とキシリトールの違いは何なのか、どういう効果があるのか、分かりやすく説明してまいります!✨
まずはフッ素についてです!
フッ素とはミネラルの事で、緑茶や海藻、魚介類などに多く含まれていて、歯や骨を丈夫にしてくれる栄養素です!歯磨き粉なんかによく入っていますね
よって、歯の質を強くすることや歯垢(プラーク)の生成を抑えたり、歯の再石灰化を促進してくれます!
次にキシリトールについてです✨
キシリトールは白樺などの木からとれるキシラン・ヘミセルロースという糖分から作られています。
効果としては、歯垢(プラーク)を減らすことや、虫歯の原因であるミュータンス菌の働きを弱める、それとフッ素同様に歯の再石灰化を促進させてくれます!
これらを比較すると、それぞれ性質や特徴に違いがあるものの、虫歯を作りづらくしてくれるという点では共通しているようです。
実際のところ、歯の質を強くしてくれる性質をもつフッ素が虫歯予防には断然効果的だそうなのですが、キシリトールもガムなどの製品に含まれることが多く、キシリトール入りガムは虫歯になりにくい食べ物だといえます。
ならば、フッ素もキシリトールも2つとも取り入れてしまえばより効果が発揮されるのではないでしょうか。
ただ、これらを取り入れているからと言って普段の歯のケアを疎かにしたり、ケアにかける時間を短くしたりしては意味がないのです。
歯磨きや歯の健診(歯石を取るなど)を定期的に行い、その上でキシリトールやフッ素を取り入れることに意味があります!
普段は時間をかけてしっかりと歯磨きをして、歯磨きで取りきれなかった汚れが後に歯石となり硬くなってしまうので、歯医者でクリーニングを行って落としましょう。
フッ素入り歯磨き粉やキシリトール入りガムなども普段のケアに是非活用してみて下さいね!
もし、気になる点があればスタッフまでお聞きください✨