みなさん、こんにちは!大郷町歯科医院、
歯科衛生士の本田です\\\\٩( ‘ω’ )و ////
今回は、歯間ブラシのオススメの使い方についてお話ししていきます。
歯間ブラシは、歯と歯の間をお掃除する道具です。補助用具と言われ、歯ブラシでは取れない部分のお掃除に使います。
歯ブラシだけでは、全体の6〜7割ほどしか歯垢が取れていないそうです。残りの3〜4割は歯の間なのです。
毎日歯ブラシしか使っていない人は、毎日歯の間に歯垢を残しぱっなしにしているということです。
イスやテーブルを動かさず、部屋の見えるところだけ掃除機をかけているような状態です。それでは、イスやテーブルの下、部屋の隅にホコリや髪の毛が溜まってしまいますよね?やがてそれがカビの原因になるのです。歯垢も歯の間に残ることで、やがてそれが歯周病の原因になります。
当院では、歯間ブラシを販売しています。
ライオン歯科材株式会社より、DENT.EX歯間ブラシです。サイズの種類は7つあり、色で分けられているので、購入するときなど、色で覚えればご自身が使用するサイズを覚えやすいです(^_^)
太さは、左の赤が1番細く(4S)、右のグレーが1番太いです(2L)。
こちらの最大の特徴は、L字型と言って元々先端が曲がっていることです。曲がっていることで、何が良いかというと、奥歯の間をお掃除しやすいのです!
I字型は、まっすぐのタイプですが、ほとんどの歯間ブラシは曲げてL字型にすることができますが、曲げた部分もワイヤーのため、少し動かしにくいです。
(こちらは別メーカーさんのI字型歯間ブラシです)
DENT.EX歯間ブラシは元々曲がっているので、耐久性が高く、奥歯の間も動かしやすいです。
つい最近、患者さんに歯間ブラシをオススメしたのですが、その方は、まっすぐのタイプを使っていて、日頃は奥歯はお掃除しにくく、面倒で歯間ブラシをしないこともあったそうです。そこで、こちらの歯間ブラシをオススメしたところ、歯の間に通しやすく、これなら毎日できそうです!とおっしゃっていただき、お帰りの際に購入してくださいました(*^_^*)
サイズは7つの中から、担当の歯科衛生士と一緒に確認しましょう。サイズを決めるポイントは、歯の間に無理なく入ることです。太すぎると、歯ぐきを傷つけてしまうか可能性があり、細いと歯の間を通過してしまうだけで歯垢かしっかり取れません。
また、歯間ブラシを歯の間に入れるときのコツとして、少し斜め下から通します(下の歯の場合)。これは、歯の間の歯ぐきが少し盛り上がっているため、真っ直ぐや少し上から通すと歯の間の歯ぐきに刺さってしまいます。下の歯は、斜め下から通して、通ったら真っ直ぐにして動かしましょう!上の歯は、斜め上から下に向かって通します。
毎日使用してしっかり歯の間の歯垢を取り、むし歯や歯周病を予防しましょう。
詳しい使い方を知りたい方は、担当の歯科衛生士にお聞きくださいね(*´ー`*)