むし歯に気づくには

みなさん、こんにちは

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です。

11月も後半になり、さらに寒くなってきましたね!気になるのが電気代とガス代です…m(._.)mしかし、それらを節約して風邪を引いてしまっては、余計にお金がかかってしまうので、そこはあまり気にせずに使いたいと思います。今年はこたつを購入するか迷っています!実家に帰るとこたつがあるので、一度入ったらそこから離れません(笑)買おうかな〜と家族に言うと、火事になりかねないからやめなよと言われました( ゚д゚)他に暖かく過ごせる方法がないか考えたいと思います\\٩( ‘ω’ )و /

今回は、むし歯に気づくポイントをお話ししていきたいと思います。

むし歯は、どのような病気かというと、歯が崩壊する病気です。厳密に言いますと、酸によって歯の表面のエナメル質が溶け、むし歯菌によって穴をあけられてしまう状態です。

むし歯に気づくには、最初の症状を見逃さず、放置しないことが何より重要です。しかし、あまりに小さいむし歯ですと、削って詰め物をするほうが難しく、また詰め物も取れやすい形となってしまい、様子を見ましょうと経過観察になることもあります。その場合は、定期検診に通い、進行しないか確認していくことが大切です。

むし歯の初期症状

④に向かって進行します。

①歯に白い部分がある

歯が白い=良いこと!ではない場合があります。それは、歯の表面が溶けて、むし歯に近づいている部分です。白濁、ホワイトスポットと言われます。むし歯の始まり、初期のむし歯と説明することが多く、まだこの場合は、むし歯ではないので削って詰める必要はありません。むしろ、しっかり磨いて、定期的に歯科医院でフッ素を塗り、むし歯に進行させないように予防することが大切です。

②冷たいものがしみる

C12のむし歯では、冷たいのもがしみることがあります。しかし、この時点では知覚過敏の可能性もあるので、検診で確認してもらうと良いです。

③暖かいものがしみる

冷たいものの次に暖かいものがしみることがあります。この場合は少し進行してきているむし歯の可能性があります。早めに受診しましょう。

④歯の表面に穴があいた

もう治療が必要な状態になっている可能性が高いです。早めに受診しましょう。

早い段階で自覚症状が出て、気づければいいのですが、少し進行した段階だと、歯の神経を取る治療(最後に被せ物が入る)になってしまうおそれがあるので、できるだけいつもと違う異変に気づいたら、歯科医院へ受診しましょう。