ブラキシズムについて

みなさんこんにちは😄歯科衛生士の桑折です☺
9月ももうおわりますね!今年は9月になっても残暑が続きました🥵この様子だと来年も9月も暑さが続きそうですね!9月が秋ではなく夏になってきましたね!まさに異常気象です😮10月になれば暑さも和らぎそうですが、気温の変化で体調を崩しやすくなる可能性があります。みなさん体調管理に気をつけてお過ごしください😅

さて話は変わり、みなさんは朝起きたときにあごが痛かったりすることはありますか?あるいは、無意識にかみしめていることはないでしょうか?今回は、【ブラキシズム】についてお話していきます

ブラキシズムとは、歯ぎしり・かみしめのことをいいます。歯ぎしりは、睡眠中に行うものですので、自覚することが少なく周囲の人に知らされて、始めて気づくとこがほとんどです。かみしめは、日中・夜間に関わらず、無意識のうちに歯を食いしばってしまうことをいいます。ブラキシズムで、歯や骨にかかる力は、強い人で70kgを超えるといわれています。

《ブラキシズムが続いたことにより起こる症状》

・歯のすり減り

・歯がしみる(知覚過敏)

・骨隆起

・かぶせ物や詰め物がとれる

・歯が割れる

・歯周病の進行

・顎関節症

・口の周りの筋肉の痛み

・あごのズレ

・頭痛・肩凝りなどの症状があります。

《歯科医院で行うブラキシズムへの対応》

・ナイトガードの作製(毎晩歯にはめて寝る)

・かみ合わせの調節を行う(必要に応じて歯列矯正)

・歯周病の悪化を防ぐために、プラークコントロールやクリーニングを行う

・しっかりかめるように、むし歯などの歯の治療を行う

《家庭で行うブラキシズムの対応》

・かみ合わせていること気づいたらすぐに離す

・唇や頬、あごなど口のまわりの力を抜く

・ストレスをためない

・ひじをついて頬杖をつくることはできるだけ避ける

・重いものを運んだり、激しい運動するときに力を入れるため、歯をかみしめてしまう恐れがあるので注意する

《就寝時の注意すること》

・布団の中へ、極力悩みごとは持っていかず、リラックスして休む

・高い枕はかみしめやすくなるので避ける

・寝るときの体勢に気をつける(横向きはあごに力が入りやすい)

《食事のときの注意点》

・左右均等に少しずつ噛み砕くようにする

・梅干しの種やビーフジャーキーなどの極端に硬いものは、食べるの避けるようにする

朝起きてあごなど痛みある方や思い当たる症状がある方は、一度歯科医院にいらしてみて下さい。