商品紹介⑥ルシェロの歯ブラシ

みなさん、こんにちは!大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(^^)

今回は、歯ブラシを紹介します。1回目では、タフト24を紹介しましたが、また別の歯ブラシになります。

株式会社ジーシーより、ルシェロの歯ブラシシリーズです。当院では一部しか販売していませんが、種類は、色々なお口に合わせて様々な歯ブラシがあります。

当院で販売しているものを紹介します。

[ルシェロ ベーシック]

ベーシックは、歯ブラシの硬さがSMがあり、形状は同じです。ルシェロの歯ブラシの特徴として、先端にワンタフトブラシのように、三角に尖って長い部分の毛先がついていることです。これにより、歯の間や歯と歯が重なった狭い部分にもフィットして磨けるということです。毛先の形が、真っ直ぐ切り揃えられていて、歯ブラシの面にしっかり当たり、歯垢の除去率が高いのが特徴です。

[ルシェロ ペリオ]

硬さがSMなのと、形はベーシックと同じですが、毛先の形だけ違いがあります。毛先がテーパード毛と言って、細長くなっているのが特徴です。細長く伸びてることで、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)に入ることで、その汚れも落としてくれるという歯ブラシです。

 

ベーシックは、毛先が真っ直ぐに切り揃えられていることで、歯垢の除去率をあげたものなので、歯垢が多い方や、ベタベタした歯垢(糖分過剰摂取などによる)の方は、硬さはMを選ぶと良いと思います。歯垢がそれほど多くない方や、歯垢もあまりベタベタした感じではない方、硬い歯ブラシが苦手な方は、Sを選んでみてくださいね(^^)基本的に、汚れを効率的に落とすベーシックは、むし歯予防向けです。

一方、ペリオはその名前の通り、ペリオとは、歯周病のことです。先ほど毛先が細長くなっていて、歯と歯ぐきの隙間に届くと説明したのは、これは歯周病予防の磨き方なのです。歯周病は、歯と歯ぐきの隙間の歯垢が取りきれず、歯ぐきが炎上を起こし、歯から歯ぐきが剥がれてしまう病気で、さらに進行すると、歯ぐきの下にある歯を支えている骨が溶けていく病気です。初期の症状は、痛みはなく、歯ぐきが腫れる、赤くなる、出血する、敏感な方だと歯ぐきに違和感があるとおっしゃる方もいます。これらの症状であれば、まだ歯磨きで改善が可能です。これを放置して、歯ぐきの腫れがもっと大きくなったり、うがいをしただけで、吐いた水に血が混ざっていたり、歯がグラグラ動いたりとどんどん悪化していきます。

悪化させないためには、ご自身の歯磨きが一番大切です。その手助けをするのが、ルシェロペリオです。(^○^)

歯ブラシは、世の中には本当にたくさんの種類があります。当院で販売している歯ブラシは、どれも患者さんにおすすめできますが、合う合わないはありますので、クリーニング、定期検診担当の歯科衛生士にご相談くださいね。