みなさん、こんにちは!大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です。
商品紹介3回目です(^O^)今回は、フロスと糸ようじについてお話ししていきます。以前、歯間ブラシを説明しました。歯間ブラシとフロスと糸ようじ、、
何が違うのでしょうか?
フロスとは、自由な長さに切って使う糸だけのタイプの歯間清掃用具です。一方で、糸ようじは、持ち手がついた歯間清掃用具です。実は、呼び方にしっかりとした定義はなく、フロス=糸だけ、糸ようじ=持ち手がついたもの…と自然に呼ばれるようになったみたいです。
一応こちらでも、フロス=糸だけ、糸ようじ=持ち手がついたものとしてお話ししていきますね(^^)
当院では、フロスはこちらを販売しています。
ライオン歯科剤株式会社よりDENT e-flossです。1つ418円(税込)です。
こちらの特徴は、唾液を吸収すると、糸がスポンジ状に膨らみ、清掃範囲が広がって歯垢を絡めとることができます。また、ワックス加工で、歯と歯の間に入るときはスルッと入り、歯の間で唾液を吸収して膨らみます。ケースは4色あり、長さは40メートルです。こちらは1回で30〜40cmほどに切って、使用したら捨てます。使い捨てです。
糸ようじは、こちらです。
同じくライオン歯科剤株式会社より、DENT.EXウルトラフロスです。1箱3本入りで220円(税込)です。
こちらは、歯ブラシと同じように、洗って乾かして何回も使えます。間の糸がボロボロになってきたら交換しましょう。
切れるまで使ってしまうと、細い繊維が銀歯などの詰め物に引っかかってしまい、詰め物を外してしまうかもしれないので、注意です。
糸の部分がわずかにたるんでいて、束感のある糸が歯垢を絡め取ってくれます。また、上から見るとわかりやすいのですが、Y字型といって、指の間に糸があるようなイメージで、特に奥歯に通しやすい形をしています。小さいお子さんにも使って大丈夫です( ^ω^ )
フロスと糸ようじの大きな違いは、横から糸を抜くことができるかできないかです!糸ようじは、歯と歯の間に上から通したら、抜くときはまた上に向かって歯の間を通さなければなりません。
しかし、フロスは、歯と歯の間に上から通したら、抜くときは、横からする〜っと抜くことができます。
これによって、何が良いかというと、歯と歯の間に詰め物が入っているところは、上から通して横からフロスを抜くことで、詰め物に引っかけずに歯の間をお掃除することができます(^○^)
歯科医院に来院される方で、主訴として多いのは「痛い」の他に、「詰め物が取れた」です。そして、詰め物が取れた理由をお伺いすると、「糸ようじしてたら取れた」「食べているときに取れた」がほとんどです。
糸ようじ、フロスの使い方をマスターすると、詰め物を引っ掛けずに歯の間をお掃除することができます。
歯の間に詰め物が入っているところは、フロスがオススメです。もちろん、糸ようじでも大丈夫ですが、引っかけないよう注意が必要ですね。
糸ようじ、フロスの使い方は詳しくは当院の歯科衛生士にお尋ねください。