電動歯ブラシについて②

 

 

みなさんこんにちは!大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(°▽°)

前回に続いて、電動歯ブラシのメリット、デメリットをお話ししていきます。

メリット①細かい動きをしてくれる

高速回転と音波ブラシに限っては、電動歯ブラシ自体を動かす必要はなく、歯に当てるだけでいいので、細かい動きができない方、苦手な方にオススメです。ご高齢の方や手指に障害がある方など、手先の動きをサポートしてくれます。超音波ブラシは、動かす必要はありますが、人ができない細かい動きで歯垢を落としてくれます。

メリット②本体を購入すれば、家族で使える

電動歯ブラシは、本体とブラシ部分が、別パーツになってるものも多く、本体を1台購入して、ブラシ部分を各々購入すれば、家族みんなで使用することができます。ブラシ部分をそれぞれ好みの物を使用することができます。

メリット③時短になる

高速回転や往復回転の電動歯ブラシは、場合によっては普通の歯ブラシで自分で磨くより早く磨き終わることができます。

続いてデメリットです

デメリット①高価なものがある

電動歯ブラシといっても、数千円で購入できるものから数万円するものがあります。価格が高ければ高いほど、性能や機能が充実している傾向にあります。様々なメーカーから電動歯ブラシが販売されていますので、家電量販店などで、店員さんに聞いてみるのもいいかもしれません。

デメリット②磨けているとは限らない

これが最大のデメリットで、私が個人的にみなさんに一番伝えたいポイントです。時折、今まで十分に磨けていた方が、磨き残しが増えてしまって、何か変わったことがないかお聞きしたら、電動歯ブラシにしました!とういことが

電動歯ブラシも、歯ブラシではあるので、歯にしっかり当たらないと汚れが取れません。電動歯ブラシを使ったからと言って、磨けている“、つまりできているとは限らないのです。人によっては、電動歯ブラシにしたことで磨き残しが減る方もいらっしゃいますが、反対に電動歯ブラシにしたからこそ、磨き残しが多くなってしまった方も今までたくさん見てきました。必ずしも電動歯ブラシが合うかどうかはわかりません。使い方を間違っているのかもしれません。電動歯ブラシだからといって、糸ようじや歯間ブラシを使わなくていいとは限りません。歯ブラシは歯の間には届きませんので、電動歯ブラシを使っていても、ぜひ糸ようじや歯間ブラシは使っていただきたいです。

お困りでしたら、当院の歯科衛生士にお尋ね下さいね。