みなさんこんにちは、大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(°▽°)
今回は電動歯ブラシについてお話ししていきたいと思います。
最近、電動歯ブラシ使ってます!と何名かの患者さんがおっしゃっていたので、そんなに使ってる方が多いんだ!と個人的に感じましたので記事にまとめてみました(*’▽’*)
そもそも電動歯ブラシとは、手指などに障害がある方へ向けて、1960年代にアメリカで発明されました。例えば、足に障害がある方が松葉杖を使ったり、車椅子を使ったりするのと同じように、日常生活をサポートするために発明されたのです。
近年は電動歯ブラシが一般の方々にも普及してきました。数千円の手頃なお値段から、数万円ほどするものなど、価格は様々です。また、性能も発売しているメーカーがそれぞれこだわったものが販売されています。
電動歯ブラシといっても、種類がたくさんあるので、購入した方、これから購入したいと考えている方は、迷った経験はありませんか?
実は電動歯ブラシには、大きく分けて3種類あります。その電動歯ブラシによって、使い方が変わります。間違って使ってしまうと、いつも普通の歯ブラシで磨いているよりも、歯垢除去率が下がってしまうこともあります。(磨き残しが多くなってしまう)
ご自身が使用している電動歯ブラシ、またはこれから購入する方は、まずは説明書をしっかり読んでから使用しましょう。
大きく分けて3つの種類を説明します。
①高速振動
ブラシ部分が、回転運動または往復運動で動きます。毛先で歯を磨いてくれます。振動が大きいので、自分で動かす必要はなく、歯に適切に当てるだけで磨くことができるので、歯磨きが面倒だと思う方にオススメです。振動が大きいゆえに、歯周病でグラグラ動いている歯がある方には向いていません。
②音波
音波の振動で歯垢を除去します。微弱な振動なので、歯がグラグラ動いている方でも使えます。
③超音波
超音波で歯垢を破壊して汚れを落とします。こちらは普通の歯ブラシのように電動歯ブラシを動かして磨く必要があります。高速振動や音波と比べて一番歯垢除去率が高いとされています。
電動歯ブラシというと、歯に“当てるだけ“と思っている方が多いですが、実は普通の歯ブラシと同じように手で動かすタイプもあります。これを間違えてしまうと、磨き残しが多くなってしまいすので注意してくださいね。
もし、使い方がわからないという方は、購入した電動歯ブラシと、電動歯ブラシの説明書を当院にご持参ください。担当の歯科衛生士の一緒に確認しましょう(^^)せっかく購入していただいたので、効果的に使っていきましょう。