だらだら食べ、だらだら飲み①

 

みなさん、こんにちは、大郷町歯科医院、

歯科衛生士の本田です(^O^)

6月になりました。今年ももう半分ですね。

最近、仙台駅の方へ買い物に行ったのですが、マスクを外してる方が34割いて、コロナ禍前の状態に戻りつつあるな〜と感じました(^_^)私は重度の花粉症なので、コロナ禍前から夏以外マスクをしていたので、特に変わらずマスクをして過ごしています( ;∀;)つい先日、耳鼻科へ行ったときも先生に「あと1ヶ月半くらいかな!」と自分のアレルギー物質のものが続く期間を教えてもらいました。その期間が終わっても、季節ごとにアレルギーの植物があるので、また別のアレルギー物質がやってきます( ;∀;)笑

 

さて前置きが長くなりましたが、今回は、むし歯になりにくい食物の食べ方!をお話ししたいと思います。

むし歯になるには、必ず原因があります。元々の歯の質が弱い、歯並びが悪く歯磨きが十分にできていない、歯磨きをしない、食べる回数が多い、おやつをたくさん食べる、常に糖質が入っている飲み物を水分補給にしているなどなど、簡単に挙げましたが、これらは全てむし歯になる原因です。もちろんこれ以外にもたくさん原因があり、それゆえにむし歯は、多因子疾患(色々な原因が重なっておこる病気)とされています。逆をつけば、条件を満たさなければ、むし歯の予防ができるはずです。むし歯の予防には、もちろん歯磨きも大切ですが、何より食生活が大切です。今回は食生活に焦点を当ててお話ししていきます。

そもそもむし歯とは、歯に穴があく病気の前に、歯が溶ける病気です。歯が溶けて弱くなって、歯の質が崩壊し、穴があくのです。この溶けるというのは、実は、1日の中で何回も起こってしまっています。本来、お口の中は、中性に保たれています。アルカリ性になることはなく、お口の中は中性か酸性を行き来しています。中性に保たれているお口の中が、酸性になると歯が溶けます。(詳しくは、ph5.5以下になると)どうやったら酸性になるかというと、糖質がお口の中に入ると酸性になってしまうのです。「なんだ〜!じゃあおやつを我慢すればいいんじゃない?」そんな簡単なことではありません…13回ほとんどの人が食事を摂ると思います。この食事自体も実は糖質がたくさん入っているのです。ご飯や麺などの炭水化物は置き換えると糖質の1つです。つまり、おやつ(お菓子)に限らず、食事をすればほぼ自動的に糖質がお口の中に入って、酸性になってしまうのです。

しかし、1日のうちたった3回の食事であれば、そう簡単にむし歯にはならないはずです。というのも、唾液の緩衝能という働きにより、酸性は中和され、お口の中は中性に戻ってくれるからです。

長くなりましたので、②へ続きます。