神経の治療と治療後の注意点

皆さんこんにちは!

大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🕊️

 

4月に入り、暖かくなってきましたね!

皆さんはお花見行きましたか?🌸

私はただ車から桜を眺めるだけとなってしまったので来年はしっかり時間を取ってお花見したいと思います、、!

 

 

さて、今回は

神経の治療と治療後の注意点

についてお伝えいたします!

 

神経の治療については、聞いたことがあると言う方が多いと思いますが、実際はどのような治療なのでしょうか?

 

神経の治療はどのような時に行われるのかについてですが、

 

・虫歯が大きくなり、歯髄(歯の神経)にまで到達してしまった場合

 

歯の根の先に炎症がある場合

などです。

 

このような場合は基本的に神経の治療を行います。

 

まずは、歯を削って神経を抜く抜髄(ばつずい)という治療をしていきます。

 

その次の回から神経の通っていた管の中のお掃除(根管治療)が始まります。

 

大体1週間に1度のペースで消毒を行い、お薬を詰めます。

 

その後、管の中が綺麗になったら神経の代わりになる樹脂のお薬を詰めます。

 

その後、型取りをして被せ物を作り、装着したら完了です。

 

言葉で説明するとすぐ終わるように思えてしまうかもしれませんが、治療が終わるまでに23ヶ月はかかります。

 

長い治療なので根気強く通っていただくことが大切です🥲

 

と、ここで注意点なのですが、

神経を抜く治療(抜髄)をした後は人によっては様々な症状が出ることがあります。

 

主に出る症状としては、

・麻酔がさめた後、ズキズキした痛みがある

・噛み合わせると響く

・歯茎が痛む

・違和感がある

等です。

 

神経をとった歯は、生きている歯に比べてもろくなる傾向にあります。

 

ですので、被せ物をつけるまでは噛み合わせ等十分に注意して過ごさないといけません。

 

途中で中断してしまうと、その後抜歯になってしまうこともあるのできちんと予約どおりお越しください🙏🏻

 

また、被せ物を入れた後も油断してはなりません!!

 

被せ物を入れたからといって必ずしも虫歯にならないとは限らないからです。

 

リスクは虫歯だけではなく、歯周病が進行しやすくなってしまったり、また根の先に炎症が起こる、、などがあります。

 

ですので、被せ物を入れた後は普段の歯磨きをちゃんと行うのはもちろんのこと、歯医者でのクリーニングも定期的に行うことが重要です!

 

神経の治療について、いかがでしたでしょうか?

一番はやはり虫歯を大きくしないと言うことが大切なので、日々の歯磨きをきちんと行いましょう!!