フロスの使い方

みなさん、こんにちは!

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(^^)

2月に入り、本格的に寒さが増したように感じます。今期は、雪の降り始めが少し遅かったですね。いつもクリスマスくらいから雪が降るイメージでしたが、今期は1月もやや後半になった頃にドサっと多く雪が降りました。2月、3月とまだまだ雪が降るのかと思うと…少し憂鬱ですねm(._.)m

個人的には、仙台にいた頃はほとんど雪道を運転しなかったので、大郷歯科医院に異動してきて、雪道を運転するのが5年ぶりくらいなので、十分に気をつけたいと思います(;ω;)

さて今回は、フロスの使い方についてお話ししたいと思います。1日お仕事をしていて、みなさんの定期検診に関わっている私ですが、フロスや糸ようじについては、1日に数人の方にお話しさせていただいています。こうもしつこくみなさんにお話しするのには、フロスや糸ようじ、または歯間ブラシなどの、補助用具と言われるものにとても重要な役割があるからです!それは、歯の間の汚れは歯ブラシでは取れないからです。どんなに歯磨きが上手な人でも、歯の間はフロスや糸ようじを使わないと汚れが残り、むし歯や歯周病の原因になります。そのためにみなさんに、お話をさせていただいています。

 

ちなみに、フロスと糸ようじ、違いは何ですか?→特にありません。ただ、一般的に、糸ようじとは、持ち手(柄)がついたもの、F字型やY字型のこと、フロスとは、自由な長さに切って手に巻きつけて使う糸だけのものと使い分け、言い分けているようです。

左側:フロス   右側:Y字型糸ようじ

今回はフロスなので糸だけのタイプのお話になります。糸ようじと違って、メリットは好きな長さに切ることができ、歯の間に入れたら、自由に動かすことができる反面、デメリットは、使い方にテクニックが必要です。

フロスは、まず長さは、1回使うごとに約30cm切ります。人差し指と親指で掴んで肘くらいまでの長さが目安です。

そして、左右どちらの指でもいいので、片方に多く巻きつけます。右手と左手の間の長さが、人差し指と親指で三角を作れるような長さ(約10cm)を保ちながら使います。

まずは最初の1ヶ所、歯の間をお掃除したら、多く巻きつけたほうから、少なく巻きつけたほうへ使った部分を巻きつけます。見えにくいですが、赤い部分が歯の間に使ったところだとします。

これを繰り返していくと、歯の間に新しい部分を使うことができます。指1巻きずつをずらして使っていくと、フロス30cmで、全部の歯を新しい部分でお掃除することができます(^-^)v

ポイント①必ず鏡を見ながら使いましょう。私もこの方法でずっとフロスを使用していますが、今でも鏡なしでは難しいです。

ポイント②歯の間を通すだけではなく、歯の面をこするようにしましょう。

ポイント③奥歯は、フロスの部分を少し長めにして行うとやりやすいです。

 

ぜひみなさん、フロスにチャレンジして

みてくださいね( ´ ▽ ` )