保険内でも白い詰め物が可能に

皆さんこんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🌛

 

もう季節も秋になりますね🍂

あっという間に冬を迎えて今年も終わりに差し掛かっていると思うと、時間が経つのがすごく早く感じます。

コロナウイルスもまた流行りつつあるので対策をしつつも季節を楽しんで過ごしたいです🥲

 

さて、今回は「詰め物」についてお伝えをしていきたいのですが、まずどのくらいの虫歯になると詰め物の治療になるのかについてお伝えしていきます!

 

虫歯は進行度によって5段階に分けられますが、そのうちのレベル3、丁度真ん中辺りの虫歯がC2(シーツー)と呼ばれる虫歯になります。

この虫歯は、虫歯の範囲が歯の表面であるエナメル質の一層下にある象牙質(ぞうげしつ)と呼ばれるところまで進行した状態の虫歯を指しています。

 

神経には触れるほどではない虫歯の為、神経は残して治療をするのですが、その際に行うのが詰め物の治療です!

詰める治療、といっても方法は2種類あって

・削った箇所に直接レジンを流し込み固める方法(CR:シーアール)

・削った箇所の型取りを行い、詰め物を作る方法(In :インレー)

、、と上記の方法があります。

 

Inは型取りして作る物なので、様々な材質があります。

保険内と保険外に分けられますが、以前は保険だとパラジウム合金(銀歯)一択でしたが、最近ではCAD/CAM(キャドキャム)と呼ばれる材質が選べるようになり、保険内でも白い詰め物をすることができるようになりました!

CAD/CAM自体はプラスチックと同じような性質で白く、きれいに作れる反面、強度が他のものと比べると弱くなってしまうので欠けやすかったり割れてしまったりしやすいというデメリットも持ち合わせています。

 

特に歯ぎしりなどの癖がある方にはあまりお勧めできない材質ではありますが、そういった方は治療後にマウスピースを作り保護をすれば問題ないです!🙆🏻‍♀️

 

ただ、もう一つ材質的にデメリットな点は、年数が経つと着色が見られるという点です。。

 

これはプラスチック特有の性質なのですが、水を吸う性質があることから例えばコーヒーなどの色素の濃い物などを常時飲用しているとその色を吸ってしまうので茶色くなってきてしまう、、ということなのです。(劣化でも変色がある)

一度茶色くなってしまうと基本は元の色には戻りませんので、なるべく口の中に留まる時間を短くするべく食後の歯磨き等は力を入れて頑張りましょう!🙏🏻

いかがでしたでしょうか?

是非参考にして下さると嬉しいです!