黒川郡大郷町の歯科

誤嚥性肺炎の予防 8

皆さん、こんにちは。大郷町歯科医院の院長、嶋です。
今日は10月31日、ハロウィンの日です。皆さんはどのようにハロウィンを過ごしますか?このコロナ禍ではまだ自粛してのハロウィンが望ましいですよね。昨夜は都内でも再拡大を警戒しているのか閉店を早める飲食店も多かったと聞きます。一方では深夜まで営業を続けるお店も少なくはなかったとのことです。今まで時短営業で売り上げが減って辛かった。その分多くのお客さんに来て欲しいとの事でした。昔のようには行かないハロウインですが密かに自宅で楽しむのもまたこのご時世良いのではないでしょうか。皆さん、外出したら手洗いうがいはして予防をして行きましょう。

 

今回も誤嚥性肺炎の予防についてお話ししていきます。
前回のお話で、飲み込み力を効果的に鍛えるためには普段の飲み込む動作そのものに負荷をかける訓練をすると良いとお話ししました。
しかしそれは簡単には行えません。なぜなら、どのようにして飲み込んでいるかをほとんどの人が理解しておらず、意識的に力を入れて飲み込める人も多くはないからです。なので飲み込み力を高める訓練をするにはまず飲み込む動作を理論的に理解して、意識的に再現することから始める必要があるのです。

 

実は、今までの予防訓練は全員同じ訓練をしていました。訓練は行う人の状態に合わせたものでなくてはなりません。例えば問題なく歩ける人が予防のために訓練する場合、階段を上がったり、走ったりして、足腰に負荷をかける必要があります。問題なく歩ける人が、リハビリのように手すりを持ってそろそろ歩くことは意味がありません。なぜなら、能力に応じてかける負荷が違うからです。
これまでの予防訓練の多くは、残念ながら「能力に応じて負荷を変える」事が考慮されていませんでした。予防訓練の多くは、重症の嚥下障害の患者さんに行なっている訓練をそのまま行なっています。例えば「パタカラ」と発声する訓練があります。しかし、この訓練は重症の嚥下障害患者さんが行うものですから、この練習を「パタカラ」と苦労なく発声できる人が何度行っても負荷が軽過ぎて効果はあまり期待できません。予防訓練をするには普段行う嚥下動作以上の負荷をかける必要があります。

 

最近むせやすくなった、喉によく詰まる感じがすると感じる事があるなら当院にお気軽にご相談ください。
皆様のご来院お待ちしております。

 

参考文献 メイツ出版 のどを鍛えて誤嚥性肺炎を防ぐ 嚥下トレーニング