神経の治療について


こんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🧁

 

もうすぐGWですね!今年もコロナウイルスの終息は叶わずお家で過ごすお休みになりそうですが、皆様はいかがでしょうか?

 

さて、今回お伝えするのは歯の神経の治療についてです。🦷

 

まずどのような場合が神経の治療になってしまうのかを説明します。

 

これが歯の断面図で赤い管のようなものが歯の神経(歯髄)というものなのですが、虫歯が歯髄にまで達してしまうほどの大きな虫歯だと、神経の治療が必要な場合があります。

 

治療方法としては、虫歯を削り取り中の神経の管をとります。取り除いた後は、丁寧に掃除と消毒を繰り返していきます。

掃除が終わり綺麗になった管の中に神経の代わりとなるものを入れて、その上に土台を被せます。その後被せ物をして治療が終わりです。

ざっと説明しましたが、治療でかかる期間で言うと約2〜3ヶ月くらい1本の歯に時間を要してしまいます。ですので、途中でやめずに根気強く通っていただく必要があります。

 

次に神経をお取りした後の注意事項についてお話しします。

神経がない状態となりますので、術後はお水やお湯、または空気などが沁みるといった症状はなくなります。

ですが、次のような症状が現れることがあります。

1 麻酔が覚めた後、ズキズキした痛みがある

2 噛み合わせると響く

3 歯茎が痛む

などです

 

神経を取った後は以前の歯の状態と比べると脆くなる傾向にあります。

なるべく負担をかけないよう、治療期間中に関しては反対の方の歯で食事を取るなどしましょう。

それから、消毒と掃除は週に1回、間隔は一週間空けて行うようになります。

ですが、間隔を空け過ぎてしまうと、虫歯の再発に繋がり抜歯の対象になることがあります、、、

是非予約通りの来院をお願いいたします😭

 

治療が終わった後、被せ物したから終わりと言うわけではありません。

実はそこからが重要です。

 

被せ物をした歯は神経がない歯になっているので以前より脆くなり、虫歯になるリスクも上がっています。

ですので、より口腔ケアが重要になります。

毎日の歯磨きを丁寧に、または歯医者でのクリーニング(定期検診)もおすすめです。

これらを行うことで、虫歯になるリスクをぐんと下げることができます!🌿

もう被せ物が入ってる方、これから神経の治療を受けられる方はぜひ参考にしてみてください。

被せ物が入っていない方にももちろん有効です。毎日のホームケアを頑張りましょう!!🍥