知覚過敏

皆さんこんにちは!大郷町歯科医院歯科助手の佐々木です!

あっという間にもう5月になってしまいますね🌸

私は仙台にあるかさはら歯科医院から大郷町歯科医院に移動になったのがゴールデンウィーク明けなのでもう少しで大郷町歯科医院にきて1年になります。なにも分からない状態からは少しは成長したかな〜とは思いますがまだまだ自信ないところが沢山あります😢

これからもどうぞよろしくお願いします!

今回は、知覚過敏についてお話ししていきます。

〜知覚過敏とは〜

知覚過敏とは特に虫歯になっているわけでもないのに、冷たい水を飲んだり、うがいをしたりした時に、しみたり「ピリッ」とするような状態を言います。

他にも歯磨き、甘いもの、果物などで痛む時もあります。

〜なぜ歯が染みるのでしょうか?〜

歯ぐきが少し下がる(縮む)と、歯の根の象牙質部分が露出し、象牙質に無数にある細い管(象牙質細管) を通して刺激が歯の中にある神経(歯髄神経) に伝わるため、不快感や痛みを生じます。

〜治療方は?〜

⭐︎まず第一に、しみている部分を清潔に保つことです。

細菌の集落が象牙質の細い管の周囲にできていると、症状が改善されにくくなり、一度改善した部分も必ず再発していきます。しかも徐々に虫歯へと進行していきますので、更に治りにくくなってしまいます。

清潔にされた象牙質の細い管は、唾液の中のカルシウムなどによって自然に閉じていき、痛みを感じなくなっていきます。

⭐︎しみる、触ると痛いといった症状を軽くするには、お薬を塗ります。

これには、歯科医院でお薬を塗る方法と、自宅で歯磨き剤を利用する方法を行います。

当院でも知覚過敏用の歯磨き剤を販売していますし、市販のものもあります。

⭐︎噛み合わせや歯ぎしりの関係(知覚過敏の原因でもっとも多いといわれています)で、歯に過敏な力がかかって歯の表面のエナメル質が削られ象牙質が露出しているような場合は、症状が治りにくいことがあります。

そのような場合には、力を弱める処置をして、歯を安静に保つ必要があります。

⭐︎どうしてもしみるのが強い場合は、歯の神経を抜いてしまえば痛みはなくなります。

ただし、神経を抜いてしまった歯は変色したり、質がもろくなってしまうといったデメリットがあります。(寿命が半分程度に短くなってしまうとも言われています)

できれば避けたいものですが、最後の手段として用いることもあります。

少しでもしみる症状があれば早い段階で歯科医院に受診することをおすすめします!