歯ブラシ

みなさんこんにちは!
大郷町歯科医院歯科助手の佐々木です🐮

あけましておめでとうございます!2020年は色々とあったのではないかと思います。
自分自身も社会人になって生活など多くのことが変わったな〜と思います!!
2021年もよろしくお願いします㊗️

そして、今回は「歯磨き」についてお話ししていこうと思います!

皆さんは歯磨きをする理由をご存知ですか?
ただ、なんとなく磨いていたり、昔からの習慣で磨いている‥という方が多いのではないかなと思います。
・歯磨きをする意味
歯磨きには、食べかすを落とすのではなく、歯垢(歯の表面についた細菌の塊)を除去したり、歯肉をマッサージする効果があります。

・歯磨きに必要な歯ブラシの選び方
①歯ブラシの硬さ
ブラッシング方法にもよりますが、歯の表面の汚れを落とすには毛先が硬いものより普通かやわらかめの歯ブラシが良いです。しかし、歯肉がすごく腫れている場合よりやわらかめの歯ブラシのほうが痛みが少なくブラッシングできます。また、ブラッシング圧が強いことにより毛先が硬くてもやわらかくても歯肉に傷をつけたり、歯が削れてしまうことがあります。

②歯ブラシの種類
・歯ブラシのヘッドが小さめが奥まで磨きやすいです。
・毛先がギザギザのものより、真っ直ぐなものが磨きやすいです。
・毛質は動物の毛では乾きにくく、不潔になりやすいので、比較的乾燥しやすいナイロン毛が良いです。

歯ブラシを選ぶ時など参考にしてみてください📖

・歯ブラシの寿命
基本的には、1ヶ月に1回交換して下さい(綺麗であっても細菌が繁殖するので月に一回は交換してください)
毛先が開くと清掃効率が悪くなるので交換してください。歯ブラシを後ろ側からみて毛先が横から出ていたら毛先が開いてきている証拠です!
ただし、1ヶ月以内に毛先が開くようなら力を入れすぎて磨いている可能性が高いので、もう少し力を弱めて磨いてください!

・歯磨きなどポイント

①歯と歯の間、歯と歯肉の境目を意識して磨く(歯垢が一番付きやすい場所です。ただし、歯ブラシだけでは歯垢が取れないのでデンタルフロス、歯間ブラシといった補助用具を使用することがオススメです)

②磨き残しを防ぐため、磨く順番を決めて、あちこち磨かないようにする。

③力をできるだけ抜いて小刻みに歯ブラシを動かす。

大きく動かしてしまうと、歯と歯のあいだ、歯と歯肉の境目に毛先が当たらずよく磨けません。大きく動かすことによって歯肉を痛めることがありますので注意してください。

・歯磨剤の必要性

基本的には歯磨剤をつけなくても歯垢は除去できます。

歯磨剤を使用することによるメリット

歯磨剤の中に含まれる研磨剤により、歯の表面に沈着した黄ばみをある程度取り除けます。フッ素剤入りの研磨剤では虫歯の予防効果が高いです。

歯磨剤を使用するデメリット

・歯磨剤に含まれる研磨剤により歯の表面が削られることがしばしば見られます。

・歯磨剤に含まれる香味剤(ミントの味がするもの)により、磨き残しがあるにも関わらず、口腔内がスッキリしてしまうため歯が磨けたと錯覚してしまいます。

・また、大量につけすぎてしまうと歯磨剤に含まれる発泡剤の効果で口腔内が泡でいっぱいになり、長時間磨くことが難しくなります。

 

歯磨きはただ歯の掃除をするだけではなく、虫歯、歯周病の予防にもなりますので正しい磨き方などを学んでしっかり磨いていきましょう!!