歯を失ってしまったらどうする?

こんにちは大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🧁

 

あっという間に冬ですね。

雪が降るのももうすぐでしょうか、、くれぐれも体調を崩さないように自己管理を徹底しましょうね、、

 

さて、今回お伝えするのは「歯を失ってしまった時の治療法」についてです。

 

まず歯を失う原因として虫歯が進行してしまい抜歯になって歯を失ってしまった方、又は歯周病が進行して歯が抜けたなど歯を失う要因は様々ありますが、歯のないまま過ごすのはお勧めできません。

なぜかというと

①噛み合わせがおかしくなる

②歯のない部分に隣の歯が寄ってくる

③噛み合っていた歯が、歯の無い部分に伸びてくる

などが挙げられます。

それ以外にも虫歯や歯周病が進みやすくなったりと良いことはないです。

 

ですので、歯の無い部分には歯を補う治療が必要になります。

治療法として3通りあるのでそれについてお伝えします!

 

1 入れ歯

歯を補う治療法として一番思い浮かぶのは入れ歯かもしれないくらい知らない人は少ないですよね。

ただ、入れ歯にも様々なタイプがあり、一般的なのは「クラスプ」と呼ばれるバネを健康な歯(残ってる歯)にひっかけて固定するタイプです。

保険診療内で作ることができるため多くの方が入れ歯治療を選択しますが、噛む力で言うと生まれ持った歯に比べて半分以下にまで落ちてしまいます、、、

また、入れ歯には歯根がない状態で、支えている健康な歯に相当な負担がかかっているので、健康な歯の寿命が短くなってしまいます。

2 ブリッジ

ブリッジもご存知な方はいるかもしれません。

治療法としては、失った歯の両隣の歯を支えとして、連結した人口の歯を被せる治療法です。見た目は生まれ持った歯のように違和感なく、同じように噛むことができます。

 

ただ、支えとなる両隣の歯への負担がかかる点は入れ歯と同じです。治療が終了した時は快適でも、数十年後にトラブルが生じることがあります。

 

3 インプラント

こちらは失ってしまった自分の歯のかわりに、人口の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を入れる治療法です。

入れ歯とは違って、固定式のためがたつきも無く、またブリッジのように自前の健康な歯を支えにしている訳ではないので、残っている歯に影響を与えません。

 

また費用の面では3つの治療法の中で一番高額な為選ばれない方も多いのですが、入れ歯やブリッジは数年後に不具合が起きるケースもあります。何度も高いお金を払って入れ歯やブリッジの治療を行うよりも長い目で見るとインプラントを選択肢に入れ考えると良いかもしれません。

いかがでしたでしょうか?

 

この3通りの方法のメリット、デメリットを踏まえて、今後の治療をご自身で選択していただければ幸いです。