知覚過敏について

こんにちは!

大郷町歯科医院衛生士の千葉です(^o^)/

11月に入り、いよいよ寒くなってきましたね(>_<)朝起きるのが辛くなってきました。。。自分は夜型人間なので、もともと朝起きるのは苦手なのですが、更に増して起きられなくなってきています、、、(^^;)できるだけ早寝早起きを心がけたいと思います!

 

さて、今回は知覚過敏についてお話しをさせて頂きます!寒くなってきて、水道のお水も冷たく感じる時期になってきていますので、歯がしみると感じる方も多くなってきているのではないでしょうか?歯がしみる=むし歯と思う方が多いと思いますが、歯がしみる原因は、むし歯だけではないんですね。他の原因として、知覚過敏が挙げられます。

知覚過敏とは、特にむし歯になっている訳でもないのに、冷たい水を飲んだり、うがいをした時などにしみたりするような状態を言います。歯ぐきが少し下がったりすると、歯の根の象牙質部分が露出し、象牙質に無数にある細い管(象牙細管)を通して刺激が歯の中にある神経(歯髄神経)に伝わるため、不快感や痛みを生じます。

治療法としては、まず第一に、しみている部分を清潔に保つことです。細菌の集落が象牙質の細い管の周囲にできていると、症状が改善されにくくなり、一度改善した部分も再発してしまいます。また、徐々にむし歯へと進行してしまいますので、更に症状が出てきてしまいます。清潔に保たれた象牙質の細い管は、唾液の中のカルシウムなどによって自然に閉じていき、痛みを感じなくなっていきます。しみてるからと言って歯ブラシを当てないでいると、余計に悪化してしまうんですね!柔らかい歯ブラシで、ブラッシングの圧に注意しながら磨くようにしましょう(^^)/

歯科医院で行う治療としては、まず、しみ止めのお薬を塗ります。こちらは完全に症状がなくなると言うよりは、症状を軽減させる事が目的です。何回か重ね塗りが必要になります。それでもなかなか症状が改善しない場合は、しみる部分をプラスチックで直接詰める方法になります。場合によっては詰められないこともあったり、噛み合わせなどで詰め物がはずれやすい事もありますが、効果を感じる方が多いです!(・∀・)それでも改善せず、しみが酷い場合は、歯の神経を取ってしまうと症状はなくなりますが、なるべくであれば神経は残しておいた方が良いので、これは本当の最終手段になると思います。

お家で行える事としては、しみ止め効果のある歯磨剤の使用がお勧めです!CMとかで宣伝している物としては、シュミテクトなどがありますよね。大郷町歯科医院では、システマセンシティブとチェックアップルートケアの2種類を準備しております!気になる方は是非スタッフにお声がけくださいね(^o^)/

もちろん、しみる症状が知覚過敏ではなく、むし歯の場合もありますので、しみる症状が気になる方は是非一度ご相談ください