黒川郡大郷町の歯科

虫歯とおやつの関係

こんにちは。大郷町歯科医院、歯科衛生士の高橋です。新型コロナウイルスが日本で初めて感染確認されたのが今年の1月。これまで毎日のようにそのニュースが流れ、あっという間に10月となりました。なんだか今年は「コロナ一色の年」となりそうです。宮城県でもこのところ毎日のように感染者が確認され、他人ごとではありませんね。感染予防もマンネリ化してきている中、今一度気を引き締めて一人ひとりが十分な対策をとっていきましょう。

 

さて、今回のブログは、「虫歯とおやつの関係」について説明いたします。

虫歯の原因となる食べ物は?という質問に対してチョコレートやケーキ、キャラメル等の「甘い食べ物」と答える方が大半だと思います。皆さんがご存じのとおり、「甘い食べ物」は虫歯の原因となります。

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では、何故虫歯になるのかについて改めて説明したいと思います。

 

お口の中のミュータンス菌が虫歯の原因菌と言われていますが、このミュータンス菌が砂糖を栄養にして強い酸やネバネバした物質をつくります。このネバネバした物質に口の中の細菌がくっついてどんどん増え、細菌の塊(かたまり)である歯垢(デンタルプラーク)が作られます。この歯垢の中でミュータンス菌が糖を分解して出した強い酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、虫歯となるのです。

 

それでは、虫歯にならない「おやつ」としてどのようなものがよいのでしょうか。

 

チョコレートやキャラメル、砂糖入りガム、スナック菓子やドライフルーツ等糖質が含まれている食品の摂取を少なくするように心がけましょう。そして酸を作ることができないと言われているするめいかやナッツ類、チーズ等を好んで食べるようにすると良いでしょう。比較的いいと思われる果物でも、強い酸が含まれるかんきつ類は歯にとってあまり良くないものとされているので、食べ過ぎには気をつけましょう。

 

また、食べ物だけではなく飲み物の中にも虫歯の原因となる物があります。具体的に挙げれば乳酸菌飲料・炭酸飲料・スポーツドリンク・ジュース等は糖分を多く含んでいるため水分補給用としては適しません。できるだけ水かお茶を飲むようにしましょう。

飲み物でも酸が含まれている赤ワインや黒酢、ドリンク酢や酸性度が比較的高いレモンティーやハーブティーの飲み過ぎにも気をつけましょう。

 

「糖質」の摂取だけではなく、食事の回数が多かったり、だらだらした食事の形態は虫歯抑制の一つである唾液の働きによる歯の再石灰化の妨げとなり虫歯になりやすくなるため注意しましょう。

 

いずれにしても、虫歯予防で一番大切な事は虫歯菌が繁殖しないように歯垢を取り除くことです。食後の歯磨きは忘れず行いましょう。