むし歯になりやすい年齢、なりやす歯

こんにちは!

大郷町歯科医院衛生士の千葉です(^o^)/

10月に入り、気候もすっかり秋らしくなってきましたね!なんだか、あっという間に今年が終わってしまいそうです(^^;)コロナウィルスもまだ県内で少しずつ増えてきていますが、感染対策をしっかり行いつつ、秋を楽しめたら良いなと思っている今日この頃です。もう、朝晩は少し肌寒く感じる季節になってきていますので、寒暖差で体調を崩さないよう、皆さん気をつけてお過ごし下さい(^^)

 

さて、今回はむし歯になりやすい年齢、なりやすい歯についてお話をさせていただきます!

大人の歯に比べると、子どもの歯はむし歯になりやすいです。乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯の表面が未成熟なため酸に弱く、むし歯になりやすいのです。。。!このため、乳歯の生え始めの12歳、永久歯の生え始めの58歳くらいの時期は、一生の中でも最もむし歯になりやすい時期と言われています。つまり、この時期を無事に乗り切れば、むし歯ゼロにも手が届きます\(^^)

また、飲食が乱れやすい思春期や、高齢なり歯ぐきが下がって露出した歯根も、むし歯になりやすい部分ですので、歯の性質やライフステージによっても、むし歯のなりやすさ、なりにくさは様々だということが分かります。つまりは、むし歯の治療も予防も、年齢によって大きく変わる歯の性質を計算に入れて、進める必要があります

子どもの歯はむし歯になりやすいですが、誰もが同じ条件ではありません。エナメル質の性質、唾液の性質、細菌の種類などの違いのため、努力しなくてもむし歯になりにくい子どもと、注意していてもむし歯になってしまう子どももいます。そのなりやすさ、なりにくさを無視して、甘い物を極端に避けたり、しっかり磨くように伝えても、子ども達が理解するのはなかなか難しいかもしれません。。。(^_^;)体の成長には、おやつも必要ですし、ブラッシングも小学3年生くらいまでは、1人で磨くのは難しいのです。。。(>_<)

その子の歯質や、ライフステージに合わせた予防ができるよう、歯が生え始めたら歯科を受診し、定期的に通って相談できる、かかりつけの歯科医院を見つけることを、是非おすすめしますリスクが集中する時期に注意をすれば、むし歯ゼロを維持することも、十分可能になります!心配なことがあれば是非ご相談くださいね(^o^)/

(参考文献 「新版 歯科 本音の治療がわかる本(熊谷崇・秋本秀俊 著)」)