虫歯のでき方、進行度

こんにちは、大郷町歯科医院歯科助手の佐藤です🍥

季節は夏から秋へと変わり始め、肌寒くなりつつありますが体調管理はちゃんとされてますでしょうか?

季節の変わり目ということで、風邪も引きやすかったりまたコロナも流行りつつあるので予防をしっかりと行いましょう!

さて今回お伝えするのは、『虫歯のでき方と進行度について』です

なぜ虫歯ができるのか?

虫歯ができる流れとしては

①口の中にはたくさんの細菌が住んでいるのですが、その中のひとつのミュータンス菌が主な虫歯の原因菌となります。

②口の中の虫歯菌が、食べ物の中の砂糖を栄養に、歯の表面にネバネバした物質をつくります。

③ネバネバした物質の中に虫歯菌や他の細菌が住み着いてしまい、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)というものです。

④歯垢(プラーク)の中の虫歯菌は食べ物のなかの「糖質」を材料に酸を作り、しだいにエナメル質を溶かしはじめます。(虫歯になる)

このようにして作られていきます。

虫歯の進行度

C1(シーワン)→歯の表面(エナメル質)に出来た虫歯

症状 殆ど自覚症状がない(痛み、しみることがない)

C2(シーツー)→象牙質と呼ばれるところにできた虫歯

症状 しみるようになる

C3(シースリー)→歯髄(歯の神経)にできた虫歯

症状 激しく痛むことがある

C4(シーフォー)→虫歯が進行し根っこのみの状態

症状 腐った根っこだけが残り、根の周囲に溜まった膿のため口臭がひどくなります

とこのように大きく4段階に分けることができます。

C2までの虫歯だと、主に詰める治療を行ったりまた、C3だと神経の治療をして最終的に被せ物が入る処置になりますので、ご自身の歯を残すことができますが、C4になってしまうと抜歯のみの治療方法になってしまいます。

ですので虫歯が大きくならないうちに治療をしたり、虫歯にならないよう予防が大切です!

どうすれば虫歯が防げる?

・歯磨き

食後には出来るだけした方が良いです。

口の中の糖を減らすだけでもリスクは下がります。

・カルシウムを摂り強い歯にする

カルシウムの多く含まれる食材を食べることで歯の質を強くすることができます。

・甘いものを減らす

甘いものは虫歯になりやすいです。。

どうしても甘いものが食べたい時は、なりにくいもの(ゼリー等)に変えてみると良いかもしれません!

いかがでしたでしょうか?

今回は虫歯のでき方と進行についてお伝えいたしました。

今まで、虫歯になる原因についてまた、虫歯の深さ進行度について詳しくは知らなかった!という方に知っていただくきっかけになれば良いなと思います。

是非ご自身でのホームケア、歯医者での定期検診で歯を虫歯から守っていきましょう!🧁