黒川郡大郷町の歯科

洗口液と液体歯磨きの違いについて

こんにちは。大郷町歯科医院、歯科衛生士の高橋です。9月になり、日中はまだ暑さを感じるものの、朝晩は涼しくあちこちで虫の声が聞こえて季節が秋へと移り変わってきた感じがしますね。秋と言えば「食欲の秋」・「行楽の秋」と一年の中でも楽しいことがたくさんでとても良い季節のはずですが、今年はコロナウイルス感染防止のため3密を避ける等十分な注意が必要となり、なかなか思うように楽しむことが出来ない状況となっています。「行楽の秋」を楽しむことはなかなか難しいところですが、せめて「食欲の秋」は満喫したいと思っております。

 

さて、今回のブログは、「洗口液」と「液体歯みがき」の違いについて書かせていただきます。文字通り何となく違う感じはお分かりだと思いますが、用途についてはほぼ同じではないかと思っている方が多いと思います。

 

どちらも汚れに対して使われるものですが、お口の中の汚れはどんな感じなのか説明いたします。虫歯や歯周病の原因となる歯に付いた汚れは細菌の塊(バイオフィルム)でプラーク(歯垢)といいます。よく食べカスと思われがちですが食べカスとは違います。歯の表面に細菌が層になって蓄積しヌルヌルした状態です。台所や浴槽の滑(ぬめ)りと同じような状態を想像してください。このようなヌルヌルの状態はハブラシを使って物理的に除去することが口腔ケアの基本となります。

 

では本題の「洗口液」と「液体歯みがき」の違いについて説明いたします。

 

洗口液は、ハブラシでしっかり磨いた後のうがいに使ったり、外出時の口臭予防として使ったりするもので歯みがきの補助剤として使われるものです。液体中の成分を歯やお口の中の粘膜等に作用させ細菌の繁殖を抑え口臭や歯周病の予防を目的として使われます。

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液体歯みがきは、歯磨き粉と同様で歯磨きをする時に使うものです。一般によく使われるペースト状のものと違い液体なので泡立ちがないため時間をかけて歯みがきが出来ること、また液体のため歯の隙間に成分が行き届くといったメリットがあります。お口の中に含ませすすいだ後にハブラシを使って磨きます。磨いた後は口に溜まった水分を吐き出すだけですが、気になる場合は軽く水で漱いでもよいでしょう。

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このように用途が違ってきますので、購入する際は、パッケージや本体の裏側等に記載されている使用方法を確認することが必要となります。

 

どちらも虫歯や歯周病予防に十分な効果が期待されるため正しく使っていただきたいと思います。また、使用するにあたって不安や疑問等がある方はかかりつけの歯科医院で相談することをお勧めします。