妊婦さんの歯科治療について

こんにちは!

大郷町歯科医院衛生士の千葉です(^o^)/

 

梅雨が明けてようやく夏を感じられる暑さになりましたが、あっという間に9月ですね!夏らしいことをほとんどしないまま、秋になってしまいそうです(^_^;)唯一、夏らしいことをしたと言えば、家で花火をしたことくらいです(ノ∀`)

今週はずっと雨でしたし、週末には大型の台風が来るようなので、皆さん注意しましょう!(>_<)県内でのコロナウィルスも少しずつ増えてきていますね。。。引き継ぎ感染対策に努めていきたいと思います!

 

さて、今回は妊婦さんの歯科治療についてお話をさせていただきます!

妊娠をすると、酸っぱいものが欲しくなるなど、嗜好や味覚が変化します。また、妊娠中はホルモンのバランスや唾液の量が変化するために、歯ぐきに炎症を起こしやすくなります。妊娠中の女性の歯肉の溝からは、エストロゲン(女性ホルモン)を好む、特有の細菌が見つかります。妊娠性歯肉炎と言われる妊婦さんの歯肉の腫れには、その細菌が関係しています。また、痛みのあるむし歯は出産の支障になりかねませんので、安定期に治療をしておくことオススメします!

昔から、子供を産むと歯が悪くなると言われてきていますが、これは赤ちゃんに栄養を取られてしまうからではありません。妊娠中は、つわりなどでブラッシングが難しい場合、口の中の衛生状態が悪くなったり、食生活に偏りが出たり、性格リズムが崩れたりする事が真相のようです!

妊娠中の歯科治療には、麻酔や投薬、レントゲン撮影などの面で注意するべきことがある場合もあります。特に妊娠初期には、胎児に影響が及ぶ可能性もありますので、妊娠中の方や妊娠の可能性がある方も、受診の際には必ず歯科医師やスタッフに伝えてくださいね(^o^)/安定期であれば、普通の人の治療と違いはありませんが、出産までの治療期間や治療計画などについてよく相談するようにしましょう彡また、母子手帳を受け取りましたら、歯科検診の記入欄もありますので、是非お持ちくださいね(^^)

出産後は子育てで忙しくなり、歯科になかなか通えなくなる場合もあると思いますので、妊娠希望の方は是非先に歯科治療を受けておく事をオススメします!もちろん、妊娠中や出産後もお口の健康を維持する為に、定期的に歯科受診をしましょう何かあれば気軽にご相談ください(^o^)/

(参考文献 「新版 歯科 本音の治療がわかる本(熊谷崇・秋本秀俊 著)」)