神経を抜いた後の注意事項とは?

こんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🧸

 

春も終わりいよいよ夏が近づいてきましたね!

季節の変わり目ですが体調を崩さないように自己管理を徹底して行きましょう🦋

 

さて、今回お伝えするお話は「歯の神経」についてです。

 

歯には歯髄(歯の神経)が通っているのですが、虫歯が歯髄にまで到達していると抜髄(ばつずい)という処置をする必要があります。

 

抜髄とは、、?😿

歯髄(歯の神経)全体を除去する治療です。つまり神経を抜く治療になります。

 

 

神経を取った後はどうなるの?

抜髄後はお水、お湯あるいは空気がしみるといった症状はありません。

食事は治療後すぐにされても構いませんが、麻酔が1時間ほど(患者さんによって異なります)効いているため舌や頬粘膜(ほっぺ)などを噛まないよう注意が必要です!

神経をとっても、歯の周りの骨や歯肉は死んでいません。その為に次のような症状が起こることがありますが次第に収まることが多い為心配はありません。

 

1.麻酔が覚めた後、ズキズキした痛みがある

神経の切り口の痛みです。

鎮痛剤を飲む事で緩和されます。

 

2.噛み合わせると響く

硬いものを噛んだり、歯を食いしばったりするのを控え、できるだけそっとしておくことが大切です👌🏻

 

3.歯ぐきが痛む

麻酔注射のあとが傷になっていることから痛みが生じています。歯磨きをする際には患部を避けて行うようにしてください。

 

4.違和感がある

重い感じ、空いた感じがありますが特に問題はないです。

 

神経をとった歯は普通の神経の残っている歯に比べて、もろくなる傾向にあります。根の治療が終了した後、引き続いて被せ物をかぶせたりする等の処置が必要不可欠となります。

 

治療の流れとしては、

神経を抜く(抜髄)をして、根管内の消毒、貼薬を一週間に1回ずつ行います。痛みがなくなったからといってそのまま放置してしまったり、消毒の間隔が長くなりすぎると根管内に感染してしまい抜歯の原因となってしまいます、、!

神経の治療は人によっては被せ物が入り、治療が終わるまでに長い方でも2〜3ヶ月かかる方もいます。

間隔を開けずお越しいただくことによって治療終了までが早くなりますし、治りも良くなります。神経をとる処置をされた方は根気強く治療を続けていきましょう!

 

いかがでしたでしょうか?

抜髄を今までされてきた方もいらっしゃるかとは思いますが、治療後もきちんとしたケアが必要になりますので毎日丁寧に歯磨きをし、今の状態を保てるよう心がけていましょう!😻