こんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🍥
宮城県でもコロナウイルスが流行しつつある今日この頃皆様はいかがお過ごしでしょうか?
何かと行動を自粛せざるを得ない日々ですが、感染防止または予防に努めつつ元気に過ごしていきたいものですね、、👌🏻頑張りましょう!
さて今回お伝えさせていただくのは『親知らず』についてです。
親知らずとは、人間の歯はふつう15歳くらいまでに上下28本の歯が生えそろうのですが、その後20歳ごろに永久歯の中で一番最後に生えてくる歯の事を指します。
人によっては生えるペースがなくて、顎の骨の中に埋まったままになってしまうこともあり、きちんと生えてこなかったり、生えてくる時期に痛みを伴うなど少し厄介な歯でもあります、、🦷
多くの場合ですと、抜くことがベストの治療法だと考えられますが、きちんと生えて上下で噛めるのなら抜かなくてもいい場合もあります。親知らずを抜くか抜かないかは、親知らずが原因となって何らかの支障が出るか出ないかによります。
親知らずが生えてきたために起こるトラブル
痛い
上下の親知らずで歯茎(歯肉)をはさみこんでいる場合があります。あるいは炎症を起こしはじめているのかもしれません。
強く噛むと痛い
親知らずは半分歯茎の中に埋まっていたら、傾いたりして真っ直ぐひ生えてこないことが多い歯です。それによって、親知らずの周りの歯茎は食べ残しが溜まりやすく、炎症を起こしやすい状態になっています。
歯茎(歯肉)が腫れる
親知らずが反対側の歯茎(歯肉)にぶつかる場合があります。
噛み合わせがおかしい
親知らずと向かい側の一つ前の歯とぶつかっている場合があります。ズレた状態で噛み合わせが起こっているので、顎がガクガクしてきたり、異常に歯がすり減ったりします。上顎の親知らずは抜いたけれど、下顎の親知らずが生えてきた。そんな場合に起こりやすい症状です。
虫歯になった
親知らずはもともと後から生えてくるスペアの歯でした。顎が退化した現代人にはまともに生える場所も無くなったので、親知らずも退化しています。そのため、生えてこない人もいれば、気がつかない人もいて、歯の質も他の歯に比べて弱くなっています。また一番奥に生えるので虫歯になりやすい歯です。
歯並びが悪くなった
15歳までは歯並びが良かったのに、大人になってから歯並びが悪くなることがあります。これは親知らずが原因です。親知らずが生えてくる前に、後ろから手前の歯を押しているのです。
以上が親知らずが生えてきたために起こるトラブルになりますがいかがでしたでしょうか?
トラブルが多い歯ではありますが、毎日の歯磨きを丁寧に行うことでリスクの削減にも繋がりますので時間をかけて丁寧に磨くようにしていきましょう🤙🏻🌝