こんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🐈
最近気温も暖かくなってきて春を感じるようになりましたね
季節の変わり目に体調を崩さないように気をつけたいものです🌝
さて、今回お伝えさせていただくお話は
『ブラキシズム』についてです!
ブラキシズムとはそもそも何なのかというと、歯ぎしりと咬みしめのことをさします。
歯ぎしりとは睡眠中に行うものですので、自覚することが少なく周囲の人に知らされて、初めて気づくことがほとんどです。
咬みしめは、日中・夜間に関わらず、無意識のうちに歯を食いしばってしまうことをいいます。
ブラキシズムで、歯や骨にかかる力は強い人で70kgを超えると言われています。
そのために気づかない間に歯や骨に大きな負担がかかってるのです。。。
☁️ブラキシズムが続いたことにより起こる症状☁️
・歯のすりへり
・歯が割れる
・あごのずれ
・歯がしみる(知覚過敏)
などなど挙げたもの以外でも多くあります😭
歯科医院で行うブラキシズムへの対応
ブラキシズムの症状を軽減させるべく行う処置としては、ナイトガードと呼ばれる寝る時につけるマウスピースをお作りしてお渡しするようにしています。
ナイトガードをつけて寝ることによって歯と歯が直接噛み合わさることはないので歯への負担が少なくなります🦷
かみ合わせの調整をする、または必要に応じて歯列矯正をする方法もあります。
歯周病の悪化を防ぐように、プラークコントロールやクリーニングを行なったり、しっかり噛めるように虫歯の治療をしておくことも大切です。
家庭で行うブラキシズムの対応
日常生活編
かみ合わせていることに気がついたらすぐに離すようにする。
唇や頬、顎まわりの力を抜くことで力がかからないようにしてそれを習慣化することでより効果があります👶🏻
さらに重いものを運んだり、激しい運動をする時は特に注意するようにしていきましょう(スポーツをする時はスポーツマウスガードの作製をお勧めいたします)
寝る時に注意すること
寝る際に気をつけていただくこととしては高い枕は噛みしめやすくなるために避けてもらうのと、寝るときの体勢に気をつけるようにすると効果的です。横向きで寝てしまうと顎に力が入りやすくなるので注意が必要です。。
食事の時の注意
食事の際は左右均等に少しずつ噛み砕くようにゆっくりと食べるようにする、梅干しの種やビーフジャーキーなど極端に硬いものは、毎日のように食べるのは避けるようにする
いかがでしたでしょうか?
ブラキシズムの症状に思い当たる方は実践してみるのも良いと思いますのでもし悩まれていましたらお気軽にスタッフにお声がけください。