根の治療には・・・

皆さんこんにちは。大郷町歯科医院の院長、嶋です。

 

楽天は最後の最後でクライマックスシリーズ進出できましたね。先日試合を見に行ってきましたが今年の楽天は粘り強さが少しある気がします。クライマックスシリーズを決めた試合はウイーラーが2ランホームランを打って試合を決めた感じがありました。今年はウィーラーもここぞという時には打てなかったんですが、最後の最後でいい仕事をしましたね!!ありがとうございます!!このままクライマックスシリーズも下克上を見せてくれ!頑張れ、楽天!!

 

ということで前回は歯内療法について少しお話しさせていただきました。今回もその続きをお話しさせていただきます。
歯の根の中の治療には大きく分けて2つあります。神経が生きて残っている歯と神経が死んでしまっている歯の2つです。

 

それらの治療の目的は「根っこの中の無菌化」です。根っこにバイ菌が入りそれが悪さをして痛みが出ます。そのバイ菌を退治することが目的です。その為口の中の唾液などが入らないように治療中は口を開けたままにしてもらいます。患者さんにはほんと申し訳ないのですが唾液が入ってしまうとまた一からやり直しになってしまいますのでご了承ください。

 

神経が生きている歯の根の治療には麻酔を使って行われることがほとんどですが、主に神経を取る治療は虫歯が大きくなり神経近くまで来ている時に行われます。その時の症状は冷たいものにしみるとか、甘いものにしみるとか、虫歯が進行してると黙っていてもズキズキ痛みがあります。その時は麻酔をして根の治療をします。生きてる根の中には神経があります。その神経が感染して痛みを出しているので取り除いていきます。

 

もう一つの根の治療は神経がない歯でも根の治療が必要になります。いわゆる神経が死んでしまっている歯です。この歯は根っこの管の中に最終的なお薬を詰めています。このお薬を入れているところが何らかの原因で感染してしまい根の先に膿を作ってしまいます。この膿と感染した物質を取り除くのがもう一つの根の治療です

 

痛みがある時は麻酔をして治療をしていきます。その時は麻酔をしますがたまに麻酔をしても効かない時があります。皆さんもそんな経験があると思います。その時は至って「黙ってても痛い時」ではないでしょうか?黙ってても痛い時はいくら麻酔をしても効かない時があります。炎症が強ければ強いほど麻酔は効きずらいのです。ですから痛い時に来院されてもなかなか痛みが取りづらく返って痛みを我慢させてしまうこともあります。痛くなる前に歯医者で定期的に口の中を見てもらいましょう。