歯肉炎と歯周炎の違いについて

こんにちは!

大郷町歯科医院衛生士の千葉です(^o^)/

7月に入りました!!夏ですね☆

しかし、まだ梅雨明けしてないので、あまり夏を感じませんよね、、、(°°)夏らしい事もまだ全然してません(´_`)最近は雨続きで、ジメジメとした蒸し暑さなので、早くカラッとした夏になって欲しいですね!!(^o^)/

 

さて、今回は歯肉炎と歯周炎の違いについてお話しをさせて頂きます!

歯肉炎

歯周病の初めの段階で、プラーク(歯垢)が歯の表面についていることにより、歯ぐきが赤く腫れて炎症を起こしたり、歯磨きで出血する等の症状がある状態です。

改善方法は、プラーク(歯垢)・歯石を落とすことです。プラーク(歯垢)は歯ブラシで落とせますが、歯石は歯ブラシでは落とせないので、定期的に歯科医院で除去する必要があります。

歯周炎

歯ぐきが赤く腫れたり出血するだけではなく、歯を支えている骨が溶かされ、歯がグラグラしたり、歯ぐきが下がり、歯が長く出っ歯に見えたりするような状態です。

歯周炎になると、歯を支えている骨が溶かされ歯周ポケットも深くなり、プラーク(歯垢)がより溜まりやすくなります。普通の歯磨きだけでは、プラーク(歯垢)を取り除くことが出来なくなるため、歯科医院での除去や歯周治療が必要になります。放って置いてしまうと症状は悪化し、最終的には歯を抜かなければいけなくなるか、自然と抜け落ちてしまう場合もあります。

 

歯肉炎と歯周炎の大きな違いは、歯を支えている骨が溶けているかいないかです。歯周病は目では見えない歯ぐきの中で進行してしまうので、自分では気が付かないうちに重度になってしまう事があります。自覚症状がなくても、少しずつ確実に進行していく病気です。歯肉炎から歯周炎と徐々に症状が進行していきます。

自分では気付きにくい病気ですので、自覚症状がなくとも、定期的に歯科医院で歯ぐきの状態をチェックをしましょう。そして、ブラッシングだけでは落としにくい歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目のプラーク(歯垢)、歯石を歯科医院で除去して、歯周病から歯を守っていきましょう(^o^)

歯医者さんは痛くなってから行く場所と思っている方が多いですが、自覚症状が出てからでは重度になってしまっている場合がほとんどです。歯周病もむし歯も予防が大切です!!自分の歯ぐきの状態が気になる方は是非一度、検診・相談にいらしてくださいね!お待ちしております☆彡