歯周病のお話

こんにちは!

大郷町歯科医院衛生士の千葉です(^o^)/

花粉症の方には悩ましい季節かと思いますが、3月になり少しずつ暖かくなってきて嬉しいですね!(^^)今年は花粉が例年の4~6倍とニュースでやっていました。。。花粉症デビューの人も増えるとか…(*_*)私はまだデビューしていないので、今年ついにデビューするのでは…と、ドキドキです!(>_<)

 

さて、今日は歯周病についてお話をさせて頂きます!

まず、歯周病とは、歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯肉の境目についた歯垢(プラーク)から、歯周ポケットに歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの歯周組織をじわじわと壊していってしまうのです。

歯周病は、歯を失う最大の原因と言われています!歯を失う原因の1つはむし歯、もう1つが歯周病です。統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病に罹患しているそうです。しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません!実は…10代から少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をじわじわとゆっくり冒し、自覚症状が出る30代頃には、もはや歯肉炎・歯周病に罹患してしまっているのです(>_<)むし歯とは違ってほとんど痛みもない為、気がついた時には抜かなければいけない状態になっている…と、言うこともありえるコワい病気なのです!!

歯周病の進行段階は大きく分けて、歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎の4段階に分けられます。ほとんどの人は、自覚症状が出てから初めて歯科を受診する為、受診した時にはかなり悪化した状態なのがほとんどです。歯がないと、多くの障害が出てきてしまいます。50歳代で自分の歯がほとんどない…と言う事にならないように是非、日頃から予防を心がけたいものです!

♦︎毎日のブラッシング

毎日の歯磨きで丁寧に歯垢(プラーク)を取り除く事が大切です!ただし、“磨いている”と“磨けている”は違うので、歯科医院で正しいブラッシング方法を学びましょう。

♦︎定期検診

歯垢(プラーク)を放っておくと、石のように固い歯石になります。歯石になると歯磨きでは落とせません。少なくとも半年に1回は定期検診に行き、歯石除去と健康チェックをしてもらいましょう!

♦︎早めの診療

歯周病は、初期のうちなら完治することが出来ますし、かなり悪化していても、適切な治療とセルフケアをきちんとすれば、抜かなくても済むケースが多くなってきています。少しでも自覚症状があったら、痛みがなくても積極的に歯科を受診しましょう!

みなさんは、出血・腫れ・口臭・痛みなどの自覚症状はありませんか?少しでも気になる事があれば、是非一度歯科を受診しましょう(^o^)/