歯の治療について

皆様こんにちは、歯科衛生士の高橋と申します。今回よりブログをUPさせていただきます。

 

初めてのブログで何を掲載しようかと悩んでいた時のことです。

 

用事があり親戚の家に行った際、私が歯科衛生士ということもあったのだと思いますが、親戚が久しぶりに行った歯科医院での歯の治療の話で盛り上がりました。

想像を超えた治療内容にびっくりしたそうなのです。

 

どんなことで驚いたのかと問うと、初めに口の中の写真を撮り、その後に歯全体のレントゲンと一緒に今の口の中がどんな状態であるか、これからどんな治療をしていく必要があるかという説明を受け、それから治療と並行してケア(ハブラシの選び方・歯磨きの仕方や歯周病の治療内容)についても説明してもらい、治療が自分の想像以上に充実したものであったため、驚いたとのことでした。

 

何より驚いたのは、麻酔の注射が全然痛くなかったことだそうです。久しぶりの受診に際し、以前の記憶から(痛いところのレントゲンを撮り、簡単な説明と痛い麻酔の注射など)ある程度自分なりに想像し、不安を抱えながら意を決しての受診だったのだと思いますが、いい意味での予想外となったことや、口腔内写真で自分の口の中の状態をリアルに見ることができたことにも感動したようでした。

 

私の親戚と同じように、皆さんのなかにも歯の治療にあまり良いイメージが無く受診に踏み切れないで悩んでいる方もいらっしゃると思われますが、今は患者さんの治療に対する不安等を出来るだけ無くすように事前に十分な説明を行い、患者さんの同意のもとで治療を進めていくことが常となっています。

また痛みへの不安を少しでも無くすよう麻酔の注射の前に表面麻酔薬の塗布を行うようにもなっています。

 

歯医者=痛い・怖いと思っている方がまだまだ多いと思われますが、その悪いイメージのせいで受診が遅くなり、結果的に虫歯や歯周病が進み治療内容が複雑になったり、治療回数が増えたりということになってしまいます。

治療に対する不安等を少しでもお持ちでしたら、問診の際にご遠慮なさらず相談してみてはいかがでしょうか。

 

そして治療が終わったらお口のケアの仕方ついて等の説明を受け、今度は歯の治療ではなく、定期的なお口のケアで受診することをお勧めします。

患者様には、生涯自分の歯で食事ができることの幸せと大切さを知っていただき、そして良い状態で維持できるようにサポートしていくのが私たち歯科衛生士の仕事でもありますので、お気軽にお声がけください。