年齢別チェックポイント・後編

こんにちは!

大郷町歯科医院衛生士の伊藤です(^o^)/

暖かくなり過ごしやすくなって来ましたが、皆さんはどこかお花見には行きましたか?(^o^)最近は暖かいを通り越して、暑いくらいの日がありましたね!29度もあったようです(*_*)かと思えば、次の日は15度以上下がったりと…寒暖差が大きいので、皆さん体調管理には気をつけましょう(>_<)

さて、今回は前回の続きで、年齢別チェックポイントの後編をお話しさせて頂きたいと思います(^^)

○12歳頃

大人の噛み合わせになってきます。12歳臼歯が6歳臼歯の更に奥に生えてくる時期です。12歳臼歯が生え揃うと、親知らず以外の永久歯が全て生え揃い、永久歯列の完成です。6歳臼歯の時と同じように、1番奥に生えてくるので、知らないうちにむし歯になってしまったり、歯ブラシが届きにくいので汚れが溜まりやすくなります。とくに上の奥歯は唾液が行き届きにくいです。生えたばかりの歯の表面は弱くむし歯になりやすいですので、続けてフッ素やキシリトールの利用をオススメします!

○中学~高校

思春期では歯肉も炎症を起こしやすくなります。歯肉が腫れたり、出血しやすくなってしまうのです。歯肉の炎症は、柔らかめの歯ブラシで、歯と歯肉の境目を丁寧にブラッシングすれば治ります。この時期は、食生活や睡眠など生活習慣も乱れがちですが、自己管理させる時期でもあります。反抗的な言葉や態度が気になりますが、遠くから広い気持ちで見守ってあげましょう!

むし歯のリスクが高い人は、この10年間の間に沢山の歯を治療する結果になっています。それが年を取ってからの大きな後悔に繋がるのです。この時期こそ、むし歯を初期のうちに管理するチャンスです。この時期から定期管理を始めることは簡単ではありませんが、歯科医院での定期検診で、むし歯や歯周病にブレーキをかけることが出来ます。定期的なむし歯のチェックや歯磨きのチェック、クリーニングやフッ素塗布など、予防ケアや相談ができるかかりつけの歯医者さんを見つけて、定期的に通うことも大切です(^^)

また、年齢別のリスクや生え変わりの状態などを把握し、その時期に応じたブラッシング方法や仕上げ磨き、食生活などを意識して、自己管理をし予防に努めて行きましょう☆彡

何かありましたらいつでもご相談ください!

(参考文献 「新版 歯科 本音の治療がわかる本(熊谷崇・秋本秀俊 著)」)